前々から話題としてはあるんですが、
今「選択的夫婦別姓をやれ!」という
機運がものすごく上がっています。
石破総理も、選択的夫婦別姓を
通したいと思っているような感じがします。
しかし、高市さんをはじめ、
自民党内の保守派が断固反対していて、
自民党内の意見がまとまらないような
状況ですよね。
個人的には、高市さん側に賛同します。
そもそも高市さんは、
「結婚後も旧姓を使いたい」と
困っている人の声にちゃんと
応えてきた政治家ですからね。
総務省の管轄でできる限りの
「通称使用の拡大」を進めました。
具体的に何をやったかと言うと、
住民票、マイナンバーカード、
パスポート、免許証など、
いろんなものに対して、
本当の氏名と旧姓とを併記できるように
したのです。
「松任谷由実 旧姓:荒井」などのように、
旧姓がちゃんとわかるようになっている。
なので、例えばホテルの予約を
「荒井由実」でとったとしても、
旧姓併記された身分証を出せば
ちゃんと本人確認ができるわけです。
高市さんは、その「旧姓使用」を
さらに拡大すれば良いじゃないか、と
主張しています。
例えばクレジットカードにも旧姓併記が
できるようにし、
一般企業の書類などにも拡大していけば、
わざわざ夫婦別姓にしなくても
問題は解決する、と。
選択的夫婦別姓を望む人は、
わざわざ別姓にしなくても、
この高市案で解決するんじゃないか?と
いうのをもう1度考えてもらいたいですね。
逆に、夫婦別姓を認めることによって、
戸籍制度が本当にちゃんと守られるのか?
という懸念はどうしても出てきます。
選択的とは言え、
選択ができるという状況自体が、
戸籍制度が普遍的じゃなくなる、という
ことを意味するんじゃないか?と。
例えばご先祖さまを辿ったり、
誰かが亡くなったときの相続のことを
考えても、戸籍制度は守った方が
上手くいくんじゃないか?というのは
率直に思います。
それと、高市さんが最も懸念するのは、
子供の姓はどうなるのか?という問題です。
もしも子供の姓を夫婦で取り合った場合、
立憲民主党が出した別姓法案だと
家庭裁判所が判断するということに
なるのですが、
判断材料が無さすぎて家庭裁判所は
大変ですよね。
離婚後の親権であれば、
子供と一緒に過ごせる時間だったり
財力だったりという判断材料が
あるのですが、
子供の姓の問題となると、
父と母、どっちの姓にすればいいか?の
判断材料が乏しいです。
それと、夫婦は納得していたとしても、
その親まで絡んでくることも考えられる。
例えば、山田太郎さんと木村花子さんが
別姓の夫婦だったとして、
子供の姓を考えるときに、
夫婦としては「木村」にしたい、と。
しかし、山田太郎さんの親族が
「山田家を途絶えさせたくない」と
考えて口を出してきたら、
大きなトラブルに発展する可能性が
ありますよね。
こういう、子供の姓をめぐる
いろんな問題が起きてくる可能性を
考えると、やはり戸籍上は
夫婦同姓で、「山田家」か「木村家」か
どちらかの家に入った方が
良いんじゃないか、と思います。
夫婦別姓ではなく、
通称使用の拡大で充分のはずです。
しかし現状、衆議院では
自民、公明、参政党、日本保守党くらいしか
賛成しないと思うので、
過半数に達するのは難しく、
逆に立憲民主党が出している法案の方が
通る可能性が高い状況です。