山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

【政治】百田旋風の予感【日本保守党】【百田尚樹】

 

作家の百田尚樹さんと、

ジャーナリストの有本香さんによる

新党「日本保守党」がついに

動き出しました。

 

自分は保守派の言論人のTwitter

何名かフォローさせていただいていますが、

みなさん揃って日本保守党に

大きな期待を寄せています。

 

 

 

日本保守党を語るにあたって、

そもそも「保守派」とは何か、という

ことについて、自分なりの見解を

書きたいと思います。

 

政治の立場として「保守派」と

「リベラル派」というのがあります。

 

保守派というのは、いわば

今ある制度や環境を守ろうとする立場。

 

リベラル派は逆に、古い制度や

環境はどんどん変えていけば良い、と

する立場です。

 

例えば選択的夫婦別姓ということに

ついて、保守派は「今ある結婚の制度を

守った方が良いんじゃないか」とか

「籍を入れて同じ苗字になることで

家族の一体感が生まれるんじゃないか」と

考えるので、反対の立場になる。

 

逆にリベラル派は「苗字が変わることで

不利益を被ってる人がいるわけだから、

古い制度は変えたら良いじゃん」と

考えるので、賛成の立場になる。

 

このように、政治的な立場というのは

分かれていると思います。

 

 

で、「保守派」と言うからには、

何かを「守りたい」と思っているわけで、

じゃあ何を守りたいと思っているのかと

いう話ですよね。

 

それは、個人的には「日本という国の

美しさ」だと思います。

 

1つ重要なのが、「天皇」という存在の

大きさをわかっているかどうか。

 

日本の天皇は、初代からずっと

男系の子孫で続いています。

 

百田さんと有本さんの共著

『「日本国紀」の天皇論』の中で、

有本さんがウイグル人

ラビア・カーディルさんという方に

「あなたにとって天皇とはどういう

存在か?」と聞かれたときのエピソードが

書いてあります。

 

有本さんは「これは全くの私見ですが」と

断った上で、ラビアさんに次のような

説明をした。

 

__たとえば、日本が仮に中国から侵略

されたとしましょう。東京も含めて

多くの都市が制圧されて、小さな島

一つしか残らなかったとします。

そして、生き残った日本人が逃げることを

余儀なくされたとします。でもその

小さな島一つ、そこに天皇陛下さえ

残っていらしたなら、日本人はそこから

立ち上がって反撃し、中国を撃退して、

何十年かかっても再び世界一の国を

つくることができると思います。

天皇とはそういう存在です__

 

 

きっと、天皇をそういう存在だと

思える人が、真の保守派なんだろうと

思います。

 

日本の歴史をよく理解し、

日本という国にとって天皇とは

どういう存在なのか、ということを

深く深く理解している。

 

それが本物の「保守派」だと思っていて、

天皇を深く理解しているということは、

すなわち日本とはどういう国なのか、を

深く理解していることになる。

 

だからこそ、日本に対する“国家観”を

持たずに、新しい価値観へと

改革しようとするリベラル派に対して、

信念を持って対抗できる。

 

それが真の保守派です。

 

 

 

日本で言えば、リベラル政党が

立憲民主党保守政党自民党

いうことになるんだろうと思いますが、

果たして今の自民党に、そういう

本物の保守派の精神があるのか?と

いう話ですよね。

 

リベラル勢力に対して本気で

対抗できる人が、安倍さん亡き今の

自民党の中には見当たらない、と、

保守派の人たちは思っています。

 

自民党は保守派の支持者たちに

だんだんと愛想を尽かされて

いるわけです。

 

そういう人たちの受け皿となり得るのが、

今回百田さんと有本さんが立ち上げた

日本保守党というわけです。

 

選挙というのは言わば、日本という国が

どうあって欲しいか、という

有権者の思いを託す場です。

 

日本の歴史の中でずっと守られてきた

日本という国の良さや美しさを、

今この代で無くすわけにはいかない。

 

本物の保守政党に出てきてもらいたい。

 

そういう思いの人がたくさんいるからこそ、

日本保守党が今こうしてSNS上で旋風を

巻き起こしているわけです。

 

 

数年前、山本太郎さんが

れいわ新選組を立ち上げたときに、

れいわ旋風という現象が起こりました。

 

今の日本に「生きづらさ」を感じている

人たちが、れいわ新選組という存在に

希望を見出した。

 

そこで熱狂的な支持を得た、という

ことだったと思いますが、

それと似たような現象を

日本保守党が起こすのではないかと

思います。

 

美しい国・日本をいつまでも

守っていきたい。

 

そういう思いを持った人たちの

熱狂的な支持を得て、きっと

日本保守党は旋風を巻き起こすでしょう。