山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

過去の自分を肯定する

 

ストレスは、何が起こったか?ではなく、

その出来事をどう捉えるか?によって

発生します。

 

例えば、誰かに嫌われたとして、

それを「こっちだって嫌いだったわ!

別れるきっかけができて良かったわ!」と

捉えればストレスにならないし、

「嫌われちゃったなぁ…自分ってやっぱ

ダメだな…」と捉えるとストレスになる。

 

人生いろいろなことがあるもので、

自分の人生が全て、

計画通りに進んでいる人なんて

いないでしょう。

 

過去を変えることはできない。

 

だけど、その過去をどう捉えるか、を

変えることはできます。

 

過去のダメな自分や情けない自分を

肯定してあげられるのは、

今の自分だけ。

 

人間誰しも不完全だけれども、

人間誰しも、自分なりに頑張って

毎日を生きていて、

頑張り方というのは人それぞれで、

何をもって「頑張っている」と言うのか、

というモノサシが人によって違う。

 

だから、頑張っても他人に評価して

もらえないときだってある。

 

だけど、「あのときの自分は馬鹿だった。

でも、自分は自分なりに頑張って

いたんだよな」と、過去の自分の頑張りを

認めてあげることができたら、

そこから気持ちが

晴れてくるんじゃないかな、という

気がしますね。

 

いじめが最も起こりやすい部活は「吹奏楽部」らしい。

 

脳科学者の中野信子さんの著書を

読んでいると、

吹奏楽部はいじめが起こりやすい」と

書いてあって、なるほどなぁと

思いました。

 

中野さん曰く、吹奏楽部は

まず、部活のほとんどの時間で、

同じ空間をみんなで共有しているため、

仲間意識が生まれやすい、と。

 

そして、みんなで音を合わせて

演奏をしないと、コンクールで

良い成績をもらえない。

 

だから、そこで1人だけ

音を合わせられない人がいたときに、

「この人を“仲間”から排除しなければ

自分たちの共同体を守れない」という

思考が働き、結果として

「コイツはいじめて良い」という

発想になってしまうんだとか。

 

 

確かになぁと思います。

 

比較的「個」の種目と言える

卓球部とかパソコン部なんかで

いじめが起こるっていうのは、

あまり聞かないですよね。

 

団体戦の方がいじめって

起こりやすいんでしょうね。

 

こういう「仲間意識」のようなものって、

見方によっては安心感を得る材料にも

なるんですが、一方でこうやって

いじめを生む原因にもなり得るんだな、と。

 

だからこそ、例えアウトロー

なったとしても、常に多数派に

所属することではなくて、

自分なりの世界の見方というものを

しっかり持っておくことが

大切なんだろうなぁと思ったりします。

 

【政治】山本太郎が総理大臣になったら起きること

 

れいわ新選組が主張している

「消費税廃止」と

「3ヶ月に1度の10万円給付」を

直ちに実現した場合、

どうなるでしょうか。

 

まずはもう、わかりやすく、

国民のお金が増えますよね。

 

お金が増えれば助かるのは

間違いないし、

消費が増えてくれば

経済成長も期待できる。

 

 

けれども、それだけのお金が

どこから出てくるのか?というと、

結局は国債ですよね。

 

国債を日銀に引き受けさせて

どんどんお札を刷って

市中に流すというのが

れいわ新選組のやり方です。

 

このやり方に問題はないのか。

 

日本経済が破綻すると

いうことは無いと思うのですが、

別の問題が懸念されます。

 

 

まずは何と言っても円安ですね。

 

お金をたくさん刷るということは、

お金の貴重さが失われていくと

いうことなので、

円の価値は安くなる。

 

つまり、円安になります。

 

れいわ新選組は基本、

円安にすることで輸出企業を

応援することが日本経済を

良くする、という考え方です。

 

安倍さんがアベノミクス

始めた頃はそれで

良かったのですが、

今はトランプ関税の問題があります。

 

高関税をかけられて、

日本の商品がアメリカで売れなく

なっていく中、

さらに円安も重なってくると、

輸出が壊滅的になります。

 

どういうことか。

 

1ドル100円だったら、

日本の商品をアメリカで100ドルで

売った場合、10000円の売上になる。

 

これが、円安によって

1ドル150円になると、

100ドルで売ったら15000円の

売上になるわけなので、

輸出企業にとっては

円安の方がいいわけです。

 

ところが、日本の製品が

アメリカでバンバン売れるようになると、

アメリカのモノづくりが衰退し、

雇用が失われていく…

 

アメリカで失業者が増えて、

アメリア経済が衰退するわけです。

 

そういう現状を見て、アメリカ国民は

トランプを大統領に選んだ。

 

そしてトランプは、

関税によって雇用を取り戻すという

策を打っているわけです。

 

今まで日本の製品を

アメリカで100ドルで売っていたのが、

30%の関税をかけられることで

130ドルになる。

 

そのことによって、

アメリカ製のモノとの価格競争に負け、

日本の製品がアメリカで売れなくなり、

日本の輸出企業はダメージを受けます。

 

そういうことを考えると、

れいわ新選組のやり方だと、

過度の円安に誘導することになり、

かえって日本経済にダメージを

与えてしまうのではないか?と

思うのです。

 

ある程度の減税や積極財政は

必要としても、

やっぱりれいわ新選組のやり方は

あまりにも極端ではないかと

思ってしまいます。

 

 

 

そして、トランプが

「円安は不公平だ」と主張している中で

日本が過度の円安誘導を行えば、

トランプに嫌われますよね。笑

 

トランプに嫌われるということは、

トランプにこれまで以上に

厳しい要求を突きつけられるということ。

 

それはつまり、

在日米軍関連の費用や防衛費増を

要求してくるということです。

 

しかし、れいわ新選組

自民党に対して「アメリカの犬だ!」と

批判しているくらいなので、

アメリカに追従するような

日米同盟の関係性には反対しています。

 

トランプが「防衛費を上げろ」と

言うのに対して、

山本太郎は「上げない」

「貴方に干渉される筋合いはない」と

言い返す。

 

そうなると、日米同盟の信頼関係は

なくなります。

 

日本とアメリカの関係が悪くなって

喜ぶのは中国です。

 

中国はその隙を見て

武力による台湾統一を試みる。

 

つまり、台湾に対して

戦争を仕掛けるということです。

 

アメリカが台湾を守ろうとすれば、

それは日本の在日米軍基地から

アメリカ兵が戦争に行くということ。

 

そして、台湾が戦場になるということは

沖縄などの台湾近郊も戦場になるし、

在日米軍基地は中国軍の

攻撃対象になります。

 

山本太郎はそんな事態を回避しようとし、

中国との対話を試みる。

 

そして、習近平の要求を

山本太郎は全面的に飲み、

日本はいわば中国の属国になるでしょう。

 

それはつまり、アメリカを

敵に回すということでもあるし、

日本において言論の自由

著しく制限されるということになります。

 

今、日本で「石破はダメだよね」と

言うのは自由ですが、

中国の属国になってしまと

習近平はダメだよね」と言うだけで

逮捕される危険性がある。

 

そして、習近平のハチャメチャな

経済政策によって、

地方の財源は著しく削られ、

富裕層の銀行預金は凍結されて

国の予算に使われ、

国民の富がむしり取られていく。

 

そういうことが待っていると

思います。

 

 

 

まぁ、ほぼ妄想みたいな話に

なってしまったのですが、

れいわ新選組に政権を任せると

いうことは、こういうことなんだろうと

思いますね。

 

【政治】今回、参政党には投票しません

 

今、参政党ブームが

起こっています。

 

一部調査では、

今回の選挙の投票先で、

自民党立憲民主党に次ぐ

3位の人気だとか、

下手したら立憲民主党を上回って

2位の人気だとか言われている。

 

参政党の人気の1つは、

「日本人ファースト」を掲げて

保守層を取り込んでいること。

 

自民党に失望した保守層や

右派の有権者

1番の受け皿になっていますよね。

 

前回の参院選では、

国民民主党が受け皿に

なっていたのですが、

選択的夫婦別姓への賛成や

山尾志桜里氏への公認ということで

保守層から失望されて、

その票が参政党に流れている、

というのはあるでしょう。

 

 

それと、何と言っても経済。

 

個人的に参政党で最も

評価できると思うのは、

国民負担率35%でキャップを

はめるということです。

 

これは絶対にやるべき政策だと

思うのですが、具体的にそれは

どういうことか。

 

まず、給与明細を見てみると、

総支給から税金やら年金・保険で

いくら引かれているのか、と。

 

なんで総支給と手取りで

こんなに差があるの?というのは

誰もが感じることでしょう。

 

そして、それに加えて

普段の買い物で10%の

消費税を払っていたり、

ガソリン税、住民税、

固定資産税…などなど、

いろんな税金を払わされる。

 

それを全部合わせると、

今の日本では、

頑張って働いて稼いだ金額のうち

約半分が税金や社会保障費で

持っていかれているそうです。

 

つまり、国民負担率が

約50%である、と。

 

その国民負担率というのを、

参政党は絶対に35%以上に

ならないようにします!という

公約を掲げているのです。

 

 

この政策は素晴らしいと

思うのですが、

だからといって参政党を

信用していいのかどうか。

 

その部分はまだ、

疑問が残ると思っています。

 

参政党を結党した

中心人物である神谷宗幣代表は、

陸上自衛隊予備自衛官でも

あったんですよね。

 

で、特に外交・安全保障について、

参政党は「本当に大丈夫かな」と

不安が残る。

 

今年で敗戦から80年ですが、

なんで日本がアメリカやイギリスを

敵に回してしまったかというと、

政府が軍をコントロール

できなかったからですよね。

 

軍の暴走を政府が止められず、

冷静な外交戦略を

実施できなかったことで、

敵を増やしてしまった。

 

これが、満州の情勢を悪化させ、

戦争をエスカレートさせてしまった

要因です。

 

 

その点、神谷さんは

日本独自の防衛力を強化しようと

言っていて、それ自体は別に

間違いではないんですけど、

いずれ在日米軍に撤退して

もらうのが理想、というような

発言をされています。

 

それはつまり、

中国が戦争を企てたときに

アメリカ兵に頼るのではなく、

日本が自前で、

中国に戦争を諦めさせるくらいの

巨大戦力を持つということ。

 

しかもそれを、国民負担率35%の

キャップをはめた上で

実現しようとなると、

国債を発行して軍事費を賄うという、

戦争の下地のような状態を

作ってしまうことになります。

 

非常に危険だなぁと思います。

 

 

2ちゃんねる創業者のひろゆき氏は

参政党について「バカを騙して

支持を広げている」と

評しています。

 

この ひろゆき評は

的を射ていますよね。

 

本当にその通りだし、

参政党のことはもうちょっと

冷静に観察しないと、

本当に票を投じて良い政党なのか

まだ判断しかねるなぁという

感じです。

 

【政治】やっぱり国民民主党は強い

 

先日、NHKの「日曜討論」に

10党の党首が出ていました。

 

石破総理や立民の野田代表も

出ている中、やっぱり玉木さんは

存在感がすごいですね。

 

石破総理の言ったことに対して

「それは違うと思いますね」と言って、

真っ当な経済政策を主張する。

 

石破総理が「経済成長のためには

賃上げが必要だ」と言ったんですけど、

玉木さんは「因果関係が逆だと思います。

賃上げしたから経済成長するのではなく、

経済成長の結果賃金が上がるんです」と。

 

それで、「経済成長のためには

労働投入が必要。そのためには

103万円の壁を178万円まで上げて、

働き控えを無くしていかなければ」と

至極真っ当な意見を言っていました。

 

やっぱり玉木さんは強いなぁ、と

思いましたね。

 

これまで国民民主党には

いろいろ問題点もあるなぁと

思っていました。

 

例の103万円の壁の

自公との協議の合意文書にしても、

あんな曖昧な表現で合意したって、

自公が本気で取り組まないことくらいは

わかりますよね。

 

その点、国民民主党は本気で

戦ったのか?というところに疑問がある。

 

また、なんと言っても

山尾志桜里さんの件ですよ。

 

こんな迷走っぷりはないですよね。

 

1回公認した人を取り消すっていうのは、

あまりにも無責任ですよね。

 

維新をクビになった足立康史さんを

公認したのも、個人的には納得いかない。

 

…と、問題点も多くあるものの、

それを差し引いてもやっぱり、

国民民主党は強いなぁと思います。

 

これだけ政策に自信を持っている党は

他にないですよ。

 

石破・森山体制の自民党なんか

ブレまくっていますが、

玉木さんは真っ直ぐに

「手取りを増やす」を貫いている。

 

今回の選挙は、経済を強くしてくれる

党を選ぶ選挙だと思っています。

 

その点において、国民民主党

やっぱり有力な投票先候補の1つです。

 

【政治】「1周回って維新に入れてみる」のはアリか

 

経済評論家の上念司さんが、

「1周回って維新」ということを

仰っています。

 

これまで関西以外では

あまり評価されていなかった

維新の会なんですけど、

ここに来て少し人気が

出てきているのかな、という印象。

 

その要因は、社会保障改革を

前面に押し出している

唯一の政党だからです。

 

 

 

給与明細を見てもわかる通り、

自分たちの給料から年金や保険料が

どれだけ持って行かれているか。

 

そして年金は、

将来自分たちが貰うために

払っているのではなく、

今貰っている高齢者に対して

払っているものです。

 

だから、毎月コツコツと

払っているからといって、

自分が老人になった時に

年金を貰える保証はない。

 

その時に年金制度が破綻していたら、

年金が貰えない可能性が

あるのです。

 

 

この問題は、

先送りにすればするほど

取り返しのつかないことに

なるんですけど、

政治家はなかなかそこに

切り込めない。

 

そんな中で、

去年の衆院選で比例票を

大きく減らし、

ある意味失うものの無い

維新という政党だけが、

そこを真正面から

「やらなきゃいけない!」と

訴えているという現状です。

 

 

この1点だけを評価して、

今回の参院選で維新に投票するのも、

アリっちゃアリだと思います。

 

維新の言う社会保障改革は、

正しい政策です。

 

 

ただ、個人的には

今回の選挙の1番の争点は、

経済を強くしてくれるかどうか、

だと思います。

 

そういう視点で見ると、

残念ながら

「本当に維新でいいのか?」と

なってくる。

 

吉村代表は、

先日のNHK日曜討論」で

「どうやって経済成長させるか?」を

聞かれた際に、「都市が成長するような

戦略を立てるべきだ」と言いました。

 

つまり、まずは大阪を

東京と並ぶ2極目の大都市に成長させ、

それに続いて福岡、北海道、広島など

いろんな都市を成長させる、と。

 

そのためには、新しいことに

挑戦できるように、

いろんな規制を緩和する必要がある、

という話でした。

 

 

で、これは実際に吉村知事が

大阪でやっていることを

見ればわかるんですけど、

要は万博とカジノなんですよね。

 

儲かるイベントや施設を作って、

経済規模としては

確かに大きくなるでしょう。

 

でも、万博で儲かったからって、

その恩恵は本当に市民に

回るのか?という話です。

 

カジノにしても、

カジノで負けてお金が無くなった

人はどうなるのか?とか、

そもそもカジノに行かない人にとって

恩恵はあるの?と考えると、

結局維新のやっている政策では、

経済規模自体は大きくなっても、

その富は富裕層にばかり流れていき、

勝ち組と負け組を生んでしまう。

 

つまり、GDPなどの見かけ上の

数字は良くなっても、

1人ひとりの国民は豊かに

ならないのです。

 

 

しかも、それを大阪、福岡などの

大都市だけでやるとなると、

田舎はどうなるの?と。

 

大都市だけ成長して、

田舎の若者がみんな大都市に

流出して、

田舎に残って家庭を作る人が

いなくなってしまう。

 

田舎がどんどん衰退して

しまいますよね。

 

そういうのを考えたら、

「何の成果も上げてないじゃん」という

ツッコミはさておき、

「地方を元気にしなければ」という

問題意識を持っている

石破政権の方がまだまともだよな、と

思ったりもします。

 

今回の選挙で維新を

どう評価するか、

かなり難しいところではあります。