山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

岸田総理、増税以外での財源確保へ 議論を指示

 

岸田総理が、防衛費について

増税以外の財源確保に向けて

議論をするよう、

萩生田政調会長に指示しました。

 

まぁ、「最初からそうしろよ」って

話なんですけど、とりあえず、

ちゃんと正しい方向に軌道修正されて

良かったです。

 

 

経緯をおさらいすると、岸田総理が突如

「防衛増税」を打ち出したのが先月の話。

 

しかも、高市大臣や西村康稔大臣を

会議に呼ばずにその方針を固めました。

 

これに対して、高市・西村両氏は

増税に反対の意向を示しましたが、

鈴木財務大臣、甘利前幹事長らは

「とにかく増税」という方向にまっしぐら。

 

増税の方向で話が進む中、

自民党内の一部の議員たちが断固反対。

 

結果、増税は持ち越しとなりました。

 

 

増税持ち越しを勝ち取ったのは、

ひとえに高市さん、西村さん、

その他会議で増税反対を唱え続けた

議員さんたちの努力の成果です。

 

柴山さんとか青山繁晴さんあたりも

頑張ってくれたようですね。

 

また、国民民主党もいち早く

増税への反対を訴え、

外為特会の差益を財源に充てるという

具体策まで提示しました。

 

自民党の萩生田政調会長も、

国債償還60年ルールを撤廃して、

国債返還のために溜めているお金を

財源に回そうと言っていますね。

 

至極真っ当な意見です。

 

 

そして、自民党の二階元幹事長や

菅前総理といった、力を持った

自民党議員が「増税の話が唐突」と

岸田総理を批判。

 

それが決定打になったのか、

ついに岸田総理は増税以外の検討に

本腰を入れました。

 

 

岸田総理は、「異次元の少子化対策」や

「賃上げ」ってことを言っていますけど、

片や増税を言っているようではダメですよ。

 

増税したら当然、子供を産もう!とか

賃金を上げよう!という意欲が

削がれることになる。

 

「お金がかかるなら無駄な出費は

できないな…」と、こうなるのが

国民の気持ちですよ。

 

だから結局、岸田総理は、

口では少子化対策や賃上げと言いながら

実際にはそういう目標にブレーキを

かけているということになる。

 

「防衛費を上げよう!」というところに

踏み込んだこと自体は高く評価して

良いと思いますが、その財源論が

あまりにも酷い。

 

経済音痴にも程がありますよね。

 

その点、麻生さんとか甘利さんが

「総理、それは間違ってますよ」と

言わなきゃいけないのに、

この2人も増税・緊縮財政思考なので、

どうしようもない。

 

菅さんや二階さんがまともだから

助かったようなものですけど。

 

今後も菅さん、二階派、安倍派などで

団結して、なんとしても増税

させないようにしないといけません。

 

国民民主党にも頑張って欲しいし、

立憲民主党・維新の会も連携して

増税反対を訴えるということなので、

期待したいです。