ちょうど1年前の今頃は
入院生活を送っていました。
精神科病院というと、
精神的に病んだ人たちがたくさん
いるような印象を持つかもしれません。
でも、そこにいる患者たちは意外と、
明るい人が多いのです。
不思議なもので、辛くて辛くて
どうしようもなくて、ついには
自死を実行したものの助かって…という
人たちって、表情が明るいのです。
「死ねなかったなぁ…じゃあ、生きるしか
ないか。笑」と、そんな吹っ切れた気持ちの
人が多かったような印象があり、
実際自分もそうでした。
それに、精神科病院にいると、
「孤独」を感じません。
周りにいる人たちはみな、
自分と同じ辛さを経験している仲間です。
みんな、お互いの気持ちがわかり合える。
だから、妙な安心感を感じていました。
どん底まで行った人間は、
逆に吹っ切れるということでしょうか。