山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

精神科で刑務所みたいな部屋に閉じ込められてた時の話

精神科に入院した最初の頃は、

隔離生活を送っていました。

 

布団とトイレしかない

4畳半くらいの部屋に、

鍵をかけられて、

ずっとその中で過ごす。

 

まさに、刑務所同然の

生活ですよね。笑

 

スマホも何も持ち込めませんから。

 

与えられるのは水を飲むための

コップだけです。

 

しかも、監視カメラがあって、

常時監視体制の中で

生活しなきゃいけない。

(たぶん常時見てないだろうけど)

 

1~2時間に1回、看護師さんが

見回りにやって来るんですけど、

人によっては気さくに話して

くれる人もいれば、

ムスッとした人もいる。

 

その看護師さんに頼めば、

コップに水を補給してくれます。

 

で、決まった時間に食事が

運ばれてきて、それをひとり黙々と

食べる。

 

一日中ほとんど会話もなく、

やることもなく、

ただ部屋に閉じ込められているだけ。

 

そういう生活を1週間ほど

していました。

 

 

まぁ、病院側の意図としては、

まず物理的に絶対に自傷行為

できない環境に患者を置くこと。

 

それと、音とか光、人間関係など、

ありとあらゆる刺激を最小限に

留めることで、精神を安定させること。

 

そういうことだと思います。

 

 

何もすることがないので、

必然的に考え事をするように

なるんですよね。

 

なんでこうなっちゃったのかなぁ、

とか、これからどうやって

生きていこうかなぁ、とか。

 

そうやって考え事をして、

ある程度自分の気持ちを整理することが

できたので、隔離期間は

有意義だったなぁ、と個人的には

思っています。

 

スマホを触れない生活をしたことで、

ネットやSNSから離れられたので、

無駄にいろんな情報が入ってくるって

いうこともなく、

心が安定しました。

 

 

よく、凶悪犯罪者が懲役10年とかで

刑務所から出てくるってなったら、

「10年牢屋に入れとくだけで本当に

反省できるのか!」みたいなこと

言われるじゃないですか。

 

でも、ほとんど誰とも喋らない、

何の刺激もない生活を送っていると、

それだけ考え事の時間が長くなるので、

結構考え方とか価値観って

変わるものなんじゃないかな、と思います。

 

試しに、みなさんもやってみたら

良いんじゃないでしょうか。笑

 

スマホも触らず、部屋から一歩も出ず、

誰とも喋らない生活を

3日間くらい送ってみてください。笑

 

発狂しそうになりますよ。笑