例えば、野球部の人が野球未経験の人、
つまり「専門家じゃない人」に
ゴチャゴチャ言われるのって、
嫌なことだと思います。
「お前に何がわかるの?」と
思っちゃうのでね。
ただ、自分が道を外れたときに
助けてくれるのは案外、専門家じゃない人の
言葉なんです。
野球のことわかってないお母さんの
「あんたしっかりしんさいや」の一言で
ハッとなったりするものです。
道を外れるときや悩むときって、
何か固定観念に囚われていることが
多いと思います。
それは、野球部ならではの固定観念。
サッカー部ならサッカー部、
バレー部ならバレー部の固定観念ってものが、
自覚はなくとも存在するのです。
そういうのに囚われてしまっているときこそ、
固定観念を持っていない人の言うことの方が
響くんですよね。
大切なものに気づかされるんです。
だからこそ、そういう人に対して普段から
「お前に何がわかる」「口出しするな」って
態度で接していてはダメ。
自分のためを思っていろいろ
言ってくれる人のことは、
やはり大切にしておくべきだと思います。
専門家じゃない人の意見はものすごく
貴重なのでね。