山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

【提案】高校の授業に「犯罪者心理」を追加しよう!

平和な街だと思っていた俺の地元で、
去年通り魔事件が発生しました。

テレビをつけると悲惨なニュースが
毎日のように報じられていて、
もはや犯罪というのは全ての人が
巻き込まれる可能性のあることですよね。


そんな世の中とあって、
俺は高校で「犯罪者心理」を学んでみても
良いのではないかと思っています。



犯罪者心理というのは、
犯人にどういういきさつがあって
犯罪に至るのか?ということ。

「人を殺っていい理由」は絶対ないけど、
「人を殺る理由」はあって、
その「人を殺る理由」を学ぶのが
犯罪者心理学だと思います。




「暴力をふるっちゃいけない」
「物を盗んじゃいけない」
「人を騙しちゃいけない」
「薬物を使っちゃいけない」

それは誰もがわかっていること。

だけど、わかっていても何かしらの
要因があって、そこに手を染めちゃう
人もいる。

俺はそこには、人間の本質的な何かが
あるような気がするんです。


それを学ぶことによって、
より深く人間の心を知ることに
繋がると思います。



やっぱり今の時代、人間関係が
軽すぎます。

昨日まで友達だったのに何か小さなことで
すぐ疎遠になっちゃったりします。

芸能人関連のネットニュースに
注目が集めるのもその象徴。

「コイツ実はこんな奴なんだ」というのが
大好きな人が多いのです。



でも、そういう軽い見方ではなくて、
もっと人間を深く見ることができなきゃ
まともに生きていけない。

そこを、犯罪者心理を学ぶことで
鍛えることができるはずなんです。






犯罪に至るまでの経緯を知っておけば
自分のメンタルコントロールにも繋がる。

「こんなきっかけで感情的になって
悪いことをしてしまう」

それを理論的にわかっていれば
自分の感情をグッと抑えることが
できやすくなります。



それに、犯罪者心理がわかっていれば、
「友達が何か犯罪に手を染めちゃうかも
しれないな」という前兆に
気づいてあげることもできます。

犯罪は必ず、周りの誰かが
止められるタイミングがあるはず。


どういう予兆が出たら止めればいいのか、
どういう止め方をすればいいのか。

そこも理論的にわかっておくに
越したことはないでしょう。




俺はもしも大学の専門外のことを1つ
学べるとしたら犯罪者心理学を学びたいし、
高校生にもぜひ学んで欲しいと思います。

中学生には難しすぎると思うけど、
高校生なら犯罪に真剣に向き合えるはずです。