山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

アンジャッシュ渡部の会見に思ったこと

今回「謝罪会見」ってことで、

全ての批判に受けて立とうっていう、

そういう覚悟はあったと思うんですよ。


でも、「自分のせいだ」「自分が全部

悪いんだ」みたいになりすぎてて、

どの質問に対しても同じような

答えをしてたよね。。



例えば、「どうしてホテルに行かずに

多目的トイレを選んだんですか?」

って聞かれても、「多目的トイレを

利用されてる方に対して申し訳ないことを

してしまった」みたいな答え方。



いや、そりゃ「自分が悪い」とか

「申し訳ない」は大前提だけど、

それはそれとして、ちゃんと事実を

説明して欲しいんだけどなぁ、と

思ったんですよね。


「ごめん」じゃなくて、

ちゃんと説明をしてよ、とね。





犯罪者の更生支援をしている方の本を

読んだことがあるんですが、、、


どれだけ謝罪の言葉を述べたとしても、

自分に向き合うことをしてなかったら

意味がないみたいですね。


「殴ってしまってゴメンなさい」って

どれだけ謝っても、自分がなぜ人を

殴ってしまったのかを考えなきゃ、

また次も殴っちゃうからね。


だから、殴ってしまった原因を、

「腹が立ったから」とかそんな

浅いことじゃなくて、

「こういう環境で育ってきて、

こういう経験があったから、自分は

腹が立ったら手を出すような人間に

なったんだ」と。


そこまで考えなきゃいけないんです。


「被害者の気持ちになって」も

もちろん必要だけど、その前に

「自分」をちゃんと知らないと

いけないってことだよね。




だから、渡部さんも、

「多目的トイレでそういうことをして

ごめんなさい」っていうのはもう

わかったから、今度は

「どうして自分が女性を多目的トイレに

呼びつけるような人間になったのか」に

向き合わなきゃいけないんじゃないかな、と。


例えば、小さい頃に人に見下されて

嫌な思いをした、と。


その反動で、言葉巧みに人を

手懐けることが快感になって、

結果として女性をモノ扱いするような

人間になってしまった、とか。。


そんな感じで自分の生い立ちから

見つめることができたら、

人間としてガラッと変わった姿を

見せれるんじゃないかと思います。





…とは言え、あの会見見る限り

まだそういう精神状態じゃないよね。。


記者の質問の意味をまともに理解

できていないような場面もあったし、

精神的に普通の状態ではなかったなぁ、と。


まずは気持ちが落ち着かないと

自分に向き合えないと思うので、

その辺は人の助けを借りながらに

なりますよね。


その点、会見の中でカウンセラーの

先生に相談したみたいな話も

あったのでね。


そういう人の力もどんどん借りて、

時間がかかってもいいからしっかり

自分と向き合うことができたら、

結果としてまた幸せな家庭だったり、

お客さんを笑わせることが

できてくるのかな、と。


その点、佐々木希さんと児嶋さんなら

ちゃんと支えてくれるだろうなぁと

思います。