山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

【吉村新代表】維新と国民民主党の決定的な違い

日本維新の会の新代表に、

大阪府知事の吉村洋文氏が選出されました。

 

吉村さんについて、数ヶ月前に

YouTubeの「ReHacQチャンネル」で

石丸伸二さんと対談していたのを

見たことがあります。

 

吉村さんと石丸さんはすごく

気が合っていましたね。

 

この2人に共通しているのは、

「日本」というものを

すごく大きなスケールで、

そして未来志向で捉えている点です。

 

 

吉村×石丸の対談では、

社会保障について話していました。

 

よく「現役世代〇人で1人の高齢者を

支えている」みたいな話って

ありますけど、

要は定年退職して年金生活

始めます、というときに、

その年金制度を支える

若者・現役世代の人数が

どんどん細っている状況なので、

このままでは年金制度は

破綻しますよ、と。

 

これは、多くの人が共通認識で

持っていると思います。

 

それで、吉村さんと石丸さんはともに、

高齢者の年金や医療費が

現役世代を苦しめているから

どうにかしなきゃならんよね、という

話で一致していました。

 

こういう社会保障改革という

話で言うと、維新だけでなく、

国民民主党も主張しているところ。

 

ただ、個人的に維新と国民民主党

決定的に違うなぁと思うところが、

維新は「年金制度、社会保障制度を

持続させていくこと」を

考えているのに対して、

国民民主党は「苦しんでいる現役世代を

なんとか助けていきたい」ということを

考えている、という点です。

 

社会保障改革」というゴールは

同じでも、その目的が違っていて、

維新は「制度を将来にわたって

維持するため」で、

国民民主党は「少しでも若い人や

現役世代の負担を軽くするため」という

目的意識がある。

 

ここに両党の最大の違いが

あると思います。

 

 

それで言うと維新の会や石丸さんは、

大きなビジョンや将来を見すぎるあまり、

足元の、今困っている人のことは

見えていないような気がします。

 

そこにスポットを当てていくのも、

個人的には政治の役割だと思うので、

吉村新代表には、そこを置き去りに

しないで欲しいなぁと思います。