山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

【政治】国と国の助け合いの精神が重要

 

今朝の毎日新聞10面の

一般投稿の欄に、

茨城県の65歳の女性が書いた記事が

載っていました。

 

「助け合いは本来の人間の姿」

という記事で、記事の前半は

地震の話題でしたね。

 

先日、台湾で大きな地震がありました。

 

で、日本でも能登半島地震

ありましたが、その際に台湾がすぐに

支援をしてくれた、と。

 

そして、その後、台湾の地震に対しても

日本政府からの無償資金協力と

いうのがあった。

 

こうやってお互い助け合っていくのが

本来の人間の姿ですよね、という

内容です。

 

 

そしてそこから、話題は戦争へと

移っていきます。

 

自然災害は人間の力ではどうしようも

できないけど、戦争は別。

 

それぞれの正義はあるにせよ、

憎しみは止まるところを知らないので、

戦争になってしまったら負の連鎖が

どうしても続いてしまう。

 

だからこそ、そういう負の連鎖を断ち切り、

助け合う心が芽生えて欲しいな、と。

 

そういうことが書かれていました。

 

記事の最後は「台湾にこれ以上の悲しみが

起こりませんように、心から祈りたいと

思います」という文章で締められて

いました。

 

 

記事の中で明確に名指しはされて

いませんけど、中国の台湾侵攻のことを

言っているのは言うまでもありません。

 

中国がいつ台湾統一に向けて

武力を使ってくるか。

 

本当に危機が迫っている状況ですよね。

 

 

中国の立場から言えば、

屈辱的な歴史がある中で、

習近平は偉大な中国を取り戻すべく、

台湾を統合したいという思いが

あるんだと思います。

 

でも、今の台湾には、

そこに暮らしている人の

平和な暮らしがあるわけであって、

やっぱり戦争を起こすというのは

良くないことです。

 

だから、なんとか台湾侵攻は

やめて欲しいなぁと思うところですが、

まぁ無理でしょうね。

 

習近平というのは、話してわかるような

相手ではありません。

 

そして、台湾で戦争になれば、

日本も無関係ではいられない。

 

例えばアメリカが台湾を守ろうと

した場合、日本にある在日米軍基地が

アメリカの拠点になる。

 

そうなると、中国がそこを潰しに

くる恐れがありますから、

それはイコール、日本が中国に

攻撃されかねない、という話にも

なりますよね。

 

だからこそ、もちろん対話による

外交努力を尽くすのは当然ですが、

その一方で、ちゃんと自分の国を

自分で守れるような準備を

していかなきゃいけないよね、と。

 

 

それと、中国は今、発展途上の

いろんな地域に対して

経済的支援をして、

相手国を借金漬けにして、

影響力をどんどん広げているような

状況です。

 

こんなときだからこそ、

中国に侵食されないように、

いろんな地域に対して、

日本としてできる支援を

していかなきゃいけないんだろうと

思います。

 

発展途上の地域が10年後、

「中国のおかげで発展できた」と

思うか、それとも「日本のおかげで

発展できた」と思うか。

 

それによって、世界の平和や安定と

いうところは大きく変わってくると

思います。

 

これ以上中国の影響力を伸ばさない

ためにも、日本はいろんな国に対して

思いやりを見せていかないと

いけない。

 

岸田政権が外国に経済支援をする度に

「日本国民の税金を外国にばら撒くな!」と

いう批判がされるんですけど、

個人的には、自分たちの子供・孫世代に

平和な世界を受け継いでいくためにも、

この経済支援は必要な投資だろうと

思っています。

 

だから、自分たちの税金だから

自分たちのために使ってくれと

いうだけではなくて、

まさに「助け合いの精神」を

持つべきだなぁと思うわけです。

 

だからこそ、毎日新聞さんには是非、

岸田政権の外国への経済支援を

批判してばかりではなく、

ちゃんとその意味を知らせるような

報道をして欲しいし、

中国を利するような歪んだ報道というのも

やめた方が良いんじゃないかと思います。