sumikaのアルルという歌は、
ベネッセのCMソングになっていて、
自分の中では、sumikaというバンドに
興味を持つきっかけになった曲です。
作詞はボーカルの片岡健太さん。
優しく、温かい曲が多いのが
sumikaの良さで、アルルもそういう
sumikaの良さが出ていると思います。
アルルで好きなフレーズが、
_足早に動く現実に
焦りも不安もそりゃあるけど
無力と微力の違いお守りにして
笑われていても気にしないよ_
という部分です。
「無力と微力と違いお守りにして」という
言葉が自分は大好きですね。
「自分はダメだ」とか
「自分はできない奴だ」とか
思っちゃうことってあると思うんですけど、
無力ではないんですよね。
少しくらいはできることもあるし、
人の役に立っていることもある。
無力と微力は違う。
自分に特別な才能はないにしても、
無力ではないだろう、と。
そのことをつい、
忘れてしまいがちなんですけど、
「無力と微力の違いお守りにして」という
フレーズがそれを思い出させてくれます。
sumikaほど「温かさ」を感じるバンドは
他にありません。