山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

実は先月、アッコさんのコンサートに行ってました。

 

先月の28日、文化学園ホールで

和田アキ子さんのホールツアーが

あって、こっそり行ってきました。笑

 

まぁ別に堂々と行けば良いんですけど、

ちょっと26歳にしては渋すぎると

思われるんじゃないかなと思って、

コンサート行ったというのを

ブログでもツイッターでも

言ってなかったんです。笑

 

いやいや、志らく師匠の落語見に行ってる

くらいだから、別にアッコさんの

コンサート行ってても良いんですけどね。笑

 

 

まぁそれは良いんですが、

昨日、東野幸治さん司会の

1周回って知らない話」という番組に

アッコさんが出ていたんですよね。

 

それで、今年初め、

体のコンディションが悪く、

コンサートの中止を余儀なくされながらも、

そこから手術・リハビリを経て、

今頑張ってホールツアーを回っているという

話がやっていたんですよ。

 

それで、東京→広島→名古屋と

今まさに回っているところなんですが、

広島が先月あったので、

そこに自分は行ったんですよね。

 

で、昨日番組を見て、あの時アッコさんの

歌を聴いたときの感動が蘇ってきて、

これはもう、何としても共有したいなと

思って、ブログに書こうと思いました。笑

 

 

自分は、日曜日は毎週

アッコにおまかせを見ています。

 

その中で、アッコさんが

本当は1時間、立って進行をするところを、

今年は椅子に座って番組に出ることが

多かったので、しんどいんだろうなぁと

思っていました。

 

そんな中で、満身創痍ながら

最後のホールツアーを回るということで、

広島に来られるのも最後かもしれないな、

これは行くしかないな、ということで

行かせてもらいました。

 

 

アッコさんのことは大好きなんですが、

自分はミーハーで、

あの鐘を鳴らすのはあなた

「笑って許して」「古い日記」

「YONA YONA DANCE」の

4曲しか知らない状態で

見に行ったのですが、

全然楽しめましたね。

 

開演するや否や、

いきなりMCなしの5曲くらいのメドレーで

始まって、番組でもやっていましたが、

ステップを踏んで

リズムをとっているんですよ。

 

本当は膝が痛いはずなんですが、

それを感じさせないステップ。

 

これがプロなんだなと思いました。

 

ステージ上では弱いところを見せず、

元気でパワフルな和田アキ子でいる。

 

ノリノリの曲もあれば、

しんみりとする曲もあり、

本当に内容が濃かったです。

 

ブルース調の曲もあって、

自分はそういう曲調が大好きなので

聴いていて楽しかったですね。

 

最初の5曲のメドレーを

歌い終わったときのMCで

「いやぁ、私はヒット曲がありすぎて

どれを歌うか迷いますね」と

ジョークも言ってて、

MCがとても面白かった。笑

 

それで「令和に入ってもヒット曲を

出しています。TikTokで5億回も

再生されているんです。今日のお客さん、

TikTok”ってご存知ですか?」と、

年齢層高めの客席に向けて

冗談を言ったりして、

たっぷり笑いを取って、

「それでは、令和のヒット曲を聴いて

いただきます」ってことで

YONA YONA DANCEを歌うのですが、

ご年配のファンの方たちはどうやら、

YONA YONA DANCEを知らないようで。笑

 

若干戸惑いの空気が流れましたね。笑

 

「え、何この曲?」という

ザワザワが起きました。笑

 

自分は大好きな曲なので、

すごく楽しく聴かせてもらいました。

 

 

そして、アンコール前の最後の曲が、

あの鐘を鳴らすのはあなた

 

バリバリ紅白に出ている頃のアッコさんの

動画を何回も見たことがあるのですが、

その頃の圧倒的な迫力というのは、

正直、今はもうありません。

 

ただ、「死力を尽くして」と言ったら

大袈裟かもしれないですけど、

いろんなことを乗り越えて

全力を振り絞って歌う

あの鐘を鳴らすのはあなた」は、

ものすごく深みを感じるというか、

和田アキ子という偉大な歌手の

歴史も感じて、ものすごく

心に響きました。

 

たぶん、若干、涙を堪えながら

歌っていたんだと思います。

 

いろんなものが伝わってきました。

 

 

その後アンコールがあり、

アンコール後の本当の最後の曲が、

「今あなたにうたいたい」。

 

これは、1998年の紅白で

アッコさんが大トリを務めたときに、

サビをマイク無しで歌ったことで

話題になった曲だそうです。

 

この日もアッコさんは、

サビをマイク無しで歌唱しました。

 

自分は2階席だったんですけど、

そこまでハッキリと聴こえる声量で、

「うわぁー!すげぇー!」って

なりましたね。笑

 

めちゃめちゃ興奮しました。

 

「これがプロの歌手か」と。

 

今のアーティストって、

歌詞や曲の世界観はオシャレで

良いなぁと思うのですが、

歌声で人の心を動かせる人って

なかなかいないじゃないですか。

 

それこそ、今年の紅白のメンツを見て

そういう人が何人いるかなぁ?と。

 

これならアッコさんが出た方が

良いんじゃないかな?と

思ったりもするのですが、

まぁ今の時代、

「歌声で人を感動させる」ということの

凄さを理解できる人は少ないのでしょう。

 

若い人は複雑な心理状態を

抱える中で、それを言語化してくれる

オシャレなバンドであったり、

ステージ上でキラキラ輝いている

韓国のグループの方が支持される、と

いうことなんでしょうね。

 

 

マイク無しで真っ直ぐ歌声を

届けたアッコさん。

 

歌い終わったらもちろん、

スタンディングオベーションです。

 

本当に心から「これはスタンディング

オベーションだな」と思いました。

 

「そうした方が良いんだろうな」とか

「そういう流れなんだろうな」とかで

立つのではなく、自然と「これは絶対

スタンディングオベーションだ」と

心から思って、自然に立って拍手を送る。

 

そういう経験を初めてしました。

 

 

ぶっちゃけ、ベテランの歌手で

もう全然声が出なくなってる方も

いるじゃないですか。

 

でもアッコさんはちょっと、

レベルが違いますね。

 

アッコさんってめちゃめちゃマイクを

離して歌うのですが、

それでも凄い声量が出てるし、

本当にお客さんに届けようと

思って歌ってるのが伝わります。

 

いやぁ、あれは凄かったですよ。