山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

【政治】皇位継承について

 

今日、毎日新聞のアプリを

眺めていたら、こんな記事を

見つけました。

 

「安定的な皇位継承策 公明、年明けに

党見解 北側氏『大事な課題』」

 

 

これによると、額賀衆院議長が

今月19日に与野党幹部と個別に会談し、

各党に意見集約を進めるように

要請しており、それに応える形で、

公明党の北側副代表は、年明けにも

党としての見解をまとめる考えを

示したそうです。

 

まぁ、日本でずっと続いている

天皇制について、存続の危機に

直面していると思います。

 

今は徳仁陛下なわけですが、

将来的に、今の若い世代で

天皇に即位できるのは悠仁さまだけ。

 

仮に悠仁さまが将来、ご結婚されて

男の子を授かることができれば、

皇位継承として問題は起きないのですが、

悠仁さまに男の子が生まれなかった場合に

皇位継承が途絶えてしまう可能性があります。

 

そこで、女系天皇を認めるのかどうか、が

議論になっているわけですが、

個人的には、女系天皇というのは

有り得ないと思っています。

 

ここに「男女平等」とかを論点として

持ち込むのはナンセンスで、

ずっと男系子孫で続いてる日本の大切な

制度ですから、そこを変えるというのは

日本という国を根幹から

変えてしまうことになる。

 

高市早苗さんの著書によると、

「安定的な皇位継承の在り方を検討する

有識者会議」において、

 

・女性皇族が婚姻後も皇族の身分を

保持する

 

・皇族の養子縁組を可能にし、

男系男子が皇族となれる

 

この2案を軸に検討されており、

高市氏は後者の案を基本的には

支持しているとのこと。

 

まぁ、保守派としては、この2案なら

後者を支持するのは当たり前だと思います。

 

 

保守派の大物政治家・平沼赳夫さんの

著書には「保守政治家の原点は皇室を

守るということ」という項があり、

次のようなことが書かれています。

 

__長い歴史の中では、元寇、幕末、

大東亜戦争の敗戦など、

日本が滅亡するかもしれない危機が

幾度となく惹起したが、

その度に、天皇様を中心に国民が

一致団結して、その危機を

克服してきたのである。

私は、そのことを深く見つめ、考える時、

日本の原点は、天皇様と皇室にあると

考えている。(中略)私のような

保守政治家を自称する者は、

ここを明確にして、「皇室を護る」という

ことを全ての政治政策の根本に置くべきと

考えている__

 

ド正論です。

 

ここで女系天皇を認めてしまえば、

日本でずっと続いてきた伝統が

壊れることになり、一度壊れれば

やり直しはできません。

 

そのことを重く考えるべきであって、

個人的には「女系天皇」ということは

そもそも議論するべきではないと思います。

 

あくまで日本の伝統を護るという前提で

皇位継承については考えるべきです。

 

天皇陛下が居なければ

日本人は幾多の危機から立ち上がることは

できなかった。

 

その歴史を日本人は深く深く理解しないと

いけないのだと思います。

 

公明党には、ちゃんとそれを踏まえた

党見解を期待したいなと思いますね。

 

そして、特に維新はこの皇位継承問題に

ついて積極的に取り組んでいるので、

自民党がしっかりリードして、

公明党も維新も協力して

日本の伝統を守ってもらいたいなと

思います。