山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

【政治】自民党支持者でありながら毎日新聞を購読している理由。

 

自分は自民党支持者です。

 

理由は、経済政策以外は概ね、

政策を支持できるからです。

 

政策で言えば国民民主党

支持できますが、国民民主党

まだまだ勢力が弱いと思うので、

政権を任せられる政党だとは思いません。

 

 

さて、自民党支持者は基本的に

朝日新聞毎日新聞と親和性が

ないと思いますが、自分は自民党支持者で

ありながら、毎日新聞をほとんど毎日、

欠かさず読んでいます。

 

ツイッター(X)も、全国紙の

アカウントは毎日新聞のみ

フォローしています。

 

 

自民党政権に批判的な毎日新聞

読んでいる理由は、

1つは「右翼」になりたくない、

という点です。

 

自民党支持者ですが、俗に言う

ネトウヨ」のようにはなりたくないので、

会えて左派メディアに目を通している、

ということ。

 

 

そしてもう1つは、毎日新聞

弱い立場の人や困っている人の声を

よく拾っていると思うからです。

 

毎日新聞を読んでいると、

「こういう人たちが救われるような

日本になれば良いのにな」と

思うことが多くあります。

 

右翼の人たちは、そういう社会問題に

ほとんど興味を持っていない。

 

でも、一人ひとりの国民を

大切にしなければ、

日本という国はどんどん生きづらく

なっていって、自殺者数も

どんどん増えていってしまう。

 

より安心して生きられる国にしていくには

どうしたら良いのか。

 

毎日新聞はそういう視点で

報じていると思うのです。

 

 

 

自分は安倍総理が大好きでしたが、

安倍総理は、ある意味社会主義的な

面もあったと思うんです。

 

弱い立場の人たちをなんとか救いたい、と、

そういう思いのある優しい政治家さん

だったと思います。

 

 

もちろん、弱い立場の人たちの

見方のフリをしている左翼活動家と

いうのも居るわけで、

そういう人達の声を聞いてると

社会が崩壊してしまうと思います。

 

でも、それは「一線を越えてはいけない」

ということであって、

弱い立場の人たちのことを

無視して良いというわけではありません。

 

安倍さんはベースは保守主義で、

日本という国をよく理解していて、

「ここを越えてはいけない」という

線引きはしっかりしている。

 

でもその一方で、「なんとか弱い立場の

人を救う方法はないか」という視点も

持っていた人なんですよ。

 

安倍晋三回顧録には、

こんな言葉が書いてあります。

 

__自民党保守政党だけれど、根幹には

「瑞穂の国」の発想があります。水を

分かち合い、お互いに草を取るのも田を

耕すのも協力する。秋には天皇陛下

中心に五穀豊穣を祝ってきた。自民党

助け合いの精神や分配政策を否定して

いません。そういう意味では、公明党

親和性があると思います__

 

右翼は安倍さんを

愛国心のある政治家」として

慕っているけれども、

「瑞穂の国」の発想のもと、

手を取り合う社会も目指したいという

安倍さんの優しさは右翼には見えていない。

 

そういう右翼にはなりたくない。

 

だからこそ、自分は毎日新聞

読みたいなと思うのです。

 

 

歴史認識のこととか中国の危険性は

いろんな書籍で学ぶことができます。

 

だから、そこは書籍で勉強すれば

良いのであって、

自民党支持者が産経新聞しか読まないと

なると、考え方が硬直的に

なってしまうリスクがありますよね。

 

自分は、愛国心や正しい歴史認識

現実的な防衛政策などは書籍で学びつつ、

いろんなニュースや報道に関しては

毎日新聞を読むようにしています。

 

なかなか読み心地良いですよ。