山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

【政治】LGBT法は慎重に議論を!

 

政治の立場として「保守派」と

「リベラル派」があります。

 

まぁ、保守派と言っても何を保守しようと

しているのかは意見が分かれますが、

ここでは「今ある制度を守ろうとする

勢力」のことを保守派と定義します。

 

ということは、逆に「古い制度は

どんどん変えていこう!」という

勢力がリベラル派ですね。

 

日本でいえば保守政党の代表は自民党

リベラル政党の代表は立憲民主党

いうことになると思います。

 

 

さて、このところLGBT法案というのが

話題になっていますが、

LGBT法案で考えると、

この法案に反対する勢力が保守派で、

賛成する勢力がリベラル派ですよね。

 

で、自分はこの法案に関しては

反対です。

 

つまり保守派ということになります。

 

 

なんで反対かというと、

LGBTの権利を守ることと同時に、

他の人の権利を守ることを

考えないといけないからです。

 

そこの両立が難しいので、

慎重に議論をしないといけません。

 

保守派が懸念するのは、

LGBTへの差別禁止」というのを

法律にしてしまうと、

他の人の権利がないがしろに

されてしまうのではないか?と

いうことなんですね。

 

 

例えば、女子トイレに男性が入ってきて

「自分は、心は女性なんです」と

主張している、と。

 

これに対して女性が「出ていって

ください」と言ったら、それが

LGBT差別」になってしまう。

 

こういうことは、なんとしても

阻止しないといけない。

 

もしもムキムキの反社の男性が

女性風呂に入ってきて

「私はトランスジェンダーだ!

女風呂に入って何が悪い!」と

言ってきたら、なんて言い返しますか?

 

LGBT差別禁止法」があることで、

そこに言い返せなくなってしまう。

 

それを考えると、LGBT差別禁止と

いうのを法律にしてしまうというのは、

そんな簡単な話では無いんですね。

 

もちろん、LGBT専用トイレや

シャワー室を設けるなどの

環境整備は進めるべきですが、

生物学上“男性”である人が

他の女性の権利を侵すということは、

あってはいけないんですね。

 

申し訳ないですけど、それは例え

心が女性だとしても、男性の体に

生まれた宿命として我慢してもらうしか

ありません。

(心は男性・体は女性の場合も然り)

 

 

日本では、憲法で「公共の福祉」

というのが規定されています。

 

公共の福祉というのは、

他人の権利を侵してまで自分の権利を

主張してはいけない、ということ。

 

特定の人の人権だけでなく、

みんなの人権を守るために、

「公共の福祉」という概念を守り抜く。

 

これこそが自分は真の保守派であると

思います。

 

 

勘違いして欲しくないのは、

自分はLGBTへの差別を許容する

立場ではないです。

 

LGBTへの差別には断固反対です。

 

例えば男性同士のカップルが

手を繋いで歩いているときに

指をさして「気持ち悪い」とか言うのは、

絶対に許しちゃいけませんよね。

 

でも、それは今ある法律で充分に

対応できるでしょう。

 

なので、LGBT理解増進法や

差別禁止法というのは、

作らない方が良いと思います。

 

世論調査でもこの法案に賛成する

人が多いですけど、

LGBT差別を許すかどうかと、

この法案に賛成するかどうかは

別問題だということを

よく認識した方が良いです。

 

 

日本では、マツコさんや

ミッツマングローブさんのような

タレントが活躍していたり、

おっさんずラブというドラマが人気に

なったりしています。

 

一部の頭の硬い方は除いて、

日本国民のLGBTに対する理解や

受け入れはすごく進んでいますよね。

(まだまだ不十分にせよ)

 

なのでわざわざ、LGBT以外の人の

人権リスクを侵してまで、

政治が何かをするという必要は

ないと思います。

 

LGBT関連で国にやって欲しいことは、

同性婚を認めること

LGBT専用トイレや更衣室の設置

・学校の保健の授業でLGBTを学ばせる

 

それくらいですね。

 

繰り返しになりますが、

LGBTへの差別を許すかどうかと、

理解増進法や差別禁止法を作るかどうかは

全く別問題です。