山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

ソフトバンク・小久保裕紀監督について語ろう。

 

ソフトバンクは、二軍監督を務めていた

小久保裕紀氏が一軍監督に就任しました。

 

小久保監督といえばなんと言っても、

2013年に侍ジャパンが常設されたときの

初代監督です。

 

プレミア12、WBCという国際大会で

采配をふるった経験がありますから、

満を持しての監督就任ということに

なりました。

 

 

ただ、小久保監督は正直、

采配が上手い監督ではありません。

 

2021年、工藤監督のもとで

ヘッドコーチを務めましたが、

その年のホークスは4位に終わりました。

 

工藤監督は、野手陣の采配は

小久保ヘッドコーチに全面的に

任せていたのですが、

打順の組み方や、バントなどの作戦の

使い方について、ファンから疑問の声が

上がっていましたよね。

 

思えば2015年のプレミア12も、

準決勝で、小久保監督の継投ミスで

負けてしまった。

 

このことからも、

小久保監督は采配面にはやや不安が

あるのがわかると思います。

 

 

しかし、2017年のWBCでは、

優勝こそ逃したものの大健闘を見せた。

 

それは、優秀なコーチを揃えたことが

大きかったと思います。

 

攻撃面の采配では、小久保監督の

青学時代の先輩にあたる

奈良原ヘッドコーチが力を発揮。

 

そして継投面は、横浜ベイスターズ

マシンガン打線」時代の監督である

権藤博氏を投手コーチに招聘し、

継投面を全面的に権藤コーチに任せた。

 

この2人のコーチが采配面で

小久保監督を支えたことで、

WBCのチーム運営は上手くいったのです。

 

 

小久保監督は現役時代は

キャプテンを長く務めていて、

選手をまとめるということに関しては、

ものすごく長けた人だと思います。

 

だからこそ、優秀な参謀役が必要。

 

小久保氏が監督になり、

優秀なコーチを脇に置いて

采配をサポートしてもらえば、

小久保監督のリーダーシップと

コーチ陣の采配力で、

上手くチーム運営ができると思うのです。

 

 

 

と思っていたら、奈良原さんが

ヘッドコーチに就任の見通しという

記事が、複数媒体から出ましたね。

 

優秀なヘッドコーチが来てくれるという

ことなので、これは期待できそうだなぁと

思っています。

 

小久保監督は我慢強い監督という

イメージなので、上手く若手を

育てていくんじゃないかなと思います。