山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

カープ新監督候補・水本勝己とは何者か

カープの新監督候補として、

緒方前監督、野村元監督、

金本元阪神タイガース監督、

東出コーチ、OBの新井さんなど

いろんな名前が挙がっています。

 

その中に、チラホラと

「水本勝己」という名前を

目にします。

 

水本さんもまた、カープの新監督候補の

1人ですよね。

 

 

水本さんは、カープ

ブルペン捕手を務めた後、

2011年から三軍監督に就任。

 

その後、二軍バッテリーコーチ、

二軍監督と経て、

現在はオリックス

ヘッドコーチをしています。

 

 

水本さんは、1989年のドラフトで

カープに指名されたんですが、

一軍での出場経験はありません。

 

一軍出場が叶わぬまま1991年に引退し、

それからしばらくブルペン捕手を

やっていた、と。

 

ブルペン捕手時代から、

投手が投げやすいように

緊張をほぐしたり、

気づいたことを選手にアドバイスしたり

していて、選手からの信頼が

ものすごく厚い人だったそうです。

 

恐らくそういうところから

指導者としての適性を買われて、

コーチに就任したのかな、と。

 

選手からブルペン捕手、コーチ、

二軍監督として計30年くらい

カープにいた人だから、

当然カープのことはよく知っています。

 

そして、水本さんがオリックス

行ってから、オリックス

リーグ連覇を果たしています。

 

つまり采配力も実証済みなんですね。

 

今年は中嶋監督がコロナ感染で

離脱した際には監督代行を務め、

“選手として一軍出場経験のない監督”

としてチームを指揮しました。

 

 

アメリカ・メジャーリーグでは、

選手としての実績よりも、

指導者として有能かどうか、が

監督の条件として重視されます。

 

日本では、その球団のかつての

スター選手が監督に就任する、

というのが定番で、

カープでも野村さん、緒方さん、

佐々岡さんと、いずれも

カープの主力選手として

プレーした人が監督になっています。

 

そういう観点で見れば新井さんや

東出コーチが監督になるというのも

良いと思うのですが、

監督としての有能さという観点で見ると、

水本さん以上の人はいないような

気もします。

 

ソフトバンクも、監督になることが

確実視された小久保さんではなく、

小久保さんよりも現役時代の実績は

劣るものの、コーチや二軍監督を

長らく務めてきた藤本さんが

監督になり、今年結果を出しました。

 

カープも、水本監督という

選択肢を本気で考えても

良いのではないかな、と思います。