山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

教員免許とっといて良かった

 

自慢ですが(笑)、

自分は高校理科の教員免許を

持っています。

 

化学、物理、生物、地学のうち、

自分の専門は生物で、

大学4年生のときには教育実習で

生物基礎の授業をしました。

 

 

自分は高校生のとき、

最初は生物が苦手で、何1つ理解が

できなかったんですけど、

頑張って勉強して定期テスト

良い点を取れるようになったという

成功体験があります。

 

そうやって頑張って勉強したことって、

何年も前のことなのですが

不思議と頭に残っているもので、

今でも多少は生物の知識があるのです。

 

 

 

それで、何が言いたいかというと、

そういう知識って結構役に立つんだなぁ、

という話です。笑

 

今自分が最も興味を持って

勉強しているのが、栄養学。

 

自分は精神的な病気を持っていて、

今まではそれは心の問題だと

決めつけていたのですが、

やはり心と体というのは密接に

関係しているもので、

栄養学の観点から治療をするという

方法があることを知りました。

 

それで、どの栄養をどれだけ摂れば

精神に良いか、というのを

勉強しているところで、

そのときに生物の知識が

すごく役に立っているのです。

 

多少なりとも、代謝の仕組みとか

神経伝達物質だとか

赤血球の中のヘモグロビンだとか、

そういうのがわかっているので、

栄養の勉強をするときに

「なるほど、そういうことか」と

スっと頭に入る。

 

やっぱり、学校で理科を習うのは

意味があるんだなぁと改めて、

思いました。

 

生物に限らず、化学にしても

物理にしても、その知識があれば、

物事の本質が見えやすいのです。

 

「こういう原理で、こうなる」というのが

わかっているかどうかで、

世界の見え方が全く違います。

 

また、栄養のことを勉強していて思うのが、

やはりテレビの情報は信用できないなと

いうことです。

 

例えばテレビでは「コレステロール

下げるのが大切だ」とよくやっていますが、

体調を整えるにはむしろ、

コレステロールは必要なものだと

いうことがわかってきました。

 

その辺も、知識がなければ

テレビの情報を信用するしかありませんが、

知識があれば、その情報が正しいかどうかを

自分で考えることができる。

 

理科の知識があるかないかによって、

いい加減な情報を鵜呑みにするか、

それともその情報が正しいか間違いかを

自分で考えることができるか、が

決まってくる。

 

だから、やはり学校の勉強っていうのは

大切なんだな、というのを

実感しています。