山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

【ご報告】10月13日で退職します。

 

退職を本格的に検討し始めたのは、

7月の終わり頃でした。

 

この頃から、うつの症状が悪化し始め、

薬の服用を再開しました。

 

自分は今の職場が好きだし、

できれば今後もずっと続けたいと

思って頑張ってきましたが、

これ以上頑張っても

しんどくなるだけだなぁ、と思いました。

 

だから一旦、仕事を辞めて

ゆっくりした方が良いだろうということで

退職を決意しました。

 

今は、自分がやっている仕事を

新入社員に引き継いでいっている状況です。

 

自分のことだけ考えるなら

すぐに辞めても良いのですが、

やっぱり最低限、自分の責任として

引き継ぎはちゃんとやりたいなと思って

会社と話し合った結果、

10月13日ということになりました。

 

 

 

思い返すと、自分の人生というのは、

常に自分より他人を思いやることを

意識してきた人生です。

 

自分のことなんて後回し。

 

そうしているうちに、自分の意思なんて

無くなっていきました。

 

だから、「今日なに食べたい?」と

言われても、何も答えられないような

人間になってしまいました。

 

 

自分は、誰かの期待に応えることで

自己肯定感が満たされます。

 

常に相手が何を欲しているのか?を考え、

相手の立場に立って考えて、

相手のために自分がするべきことをし、

それで相手が幸せになれば、

自分も幸せになる。

 

それが、骨の髄まで染み込んだ

自分の性格です。

 

 

そんな自分が、今のような仕事を

していると、どうしても辛くなってしまう。

 

周りの社員さんたちの気持ちもわかるし、

お客さんの立場もわかるし、

協力業者さんの言うこともわかる。

 

その全ての期待に、

自分は応えようとしてしまいます。

 

「自分にできることはなかったのか」

「この人の為にもっと自分が頑張れたのでは

ないのか」ということを考えてしまうので、

こういう、いろんな人と関わる仕事を

していると、辛くなってしまうのです。

 

周りの人たちは

「そこまで考えなくて良いよ」と

何度も言ってくれました。

 

自分でも、自分が考えすぎなのは

わかっています。

 

そんな自分を変えよう、

なんとか気負いすぎないようにしよう、

この仕事をできるようになるまで

頑張ろう…

 

そんな気持ちでやってきましたけど、

でも、自分を変えることはできませんでした。

 

今さら自分の性格を変えようと

言ったって、無理です。

 

なぜなら、自分は自分でしか

ないからです。

 

自分を変えることはできないのです。

 

辛い思いをしてまでこの仕事を

続ける必要はないんじゃないか。

 

もっと自分らしく生きられる居場所が、

他にあるんじゃないか。

 

そう思って、退職を決断しました。

 

 

自分はこの会社で出会った全ての

人たちのことが本当に大好きだし、

仕事ができるようになっていく途中の

段階なので、今辞めるのは

勿体なかったかなぁ、と

どうしても思ってしまいます。

 

けれども、そういう風に考えてしまうと、

ズルズルと決断が先延ばしになるだけ。

 

とりあえずは肩の荷を降ろして

ゆっくりするのが、自分のために

1番良いことなのだ、と自分に

言い聞かせています。

 

今、自分の家には、買ったまま

読んでいない本がたくさんあるので、

まずはそれをゆっくり

読んでいきたいです。笑

 

 

 

今までこの会社で働いてきたことは、

絶対に無駄にはならないと思います。

 

本当に良い経験ができたと思うし、

辛い中ここまで頑張ってきたことは

間違いなく、自分の財産になると思います。

 

この会社に入社したことを後悔したことは

一度もありません。

 

だからこそ、去年休職したとき、

このまま辞めるのではなく

もう一度復帰しようと思いました。

 

この会社で働けて良かったなと

思います。