山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

【政治】公明党をどう評価するか

 

石原慎太郎さんが「必ず公明党

あなたがた(自民党)の足手まといに

なりますな」と忠告している動画を

見たことがあるでしょうか。

 

結構有名な動画で、自民党支持層の

保守派の人たちの間で

よく拡散されています。

 

 

公明党は確かに、特に安全保障分野に

おいて、自民党の足手まといに

なっていると個人的には思います。

 

また、LGBT法においても

公明党(山口代表)がいらんこと

ばっかりしてますよね。

 

 

ただ、個人的には総合的に見て、

公明党の評価はそんなに低くはありません。

 

自民党が「国」レベルで経済だとか

防衛を考えているのに対し、

公明党はより「個人」レベルの問題に

焦点を当てている。

 

公明党は地方議員も多く、地方議員から

国会議員に情報が吸い上がるという

ネットワークがあるので、

より身近な国民の困り事をよく

把握している政党だと思うんですよね。

 

なので、特に福祉面で自民党に適切な

政策提案をしていて、

連立与党として一定の役割を果たしていると

個人的には思っています。

 

菅政権で実現した不妊治療の保険適用や

携帯料金の値下げという政策は

公明党が掲げていた政策ですよね。

 

そういうところの成果っていうのは

素直に評価するべきだろうと思います。

 

 

ただ、公明党は経済がわかっていないので、

福祉政策をやるにあたって、

その財源として国債という選択肢を

避けようとします。

 

だから、例えば不妊治療に保険を

適用します、というのは良いことですが、

それを実現するにあたっては

他の何かを削ってそっちに回す、という

方法をとるので、それはどうなのかな、と。

 

何かを実現するとき、必ず他の何かを

犠牲にする、というのが公明党のやり方です。

 

それと、先にも述べた通り、

安全保障政策ですよ。

 

安全保障政策が、自民党が支持される

最大の理由の1つだと思うので、

そこに公明党が口出しするのはおかしい。

 

余計な口出しするなよって

話なんですね。

 

 

まぁ、それでもだいぶ自民党の方へ

すり寄ってくれてはいると思うので、

「連立解消」とまでは行かなくても

良いとは思いますが、

もう少し、自民党と上手くやって

欲しいなぁとは思います。

 

公明党の主張を通そうとするのではなく、

自民党に「進言」をしたり、

冷静に議論をして着地点を見つける、という

やり方をして欲しいな、と。