山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

思い出補正。

 

先日YouTubeで、とある歌手の

ライブの動画を見ました。

 

そこで気になったのが、

観客たちがみんな、ステージ上の

歌手に対してスマホを向けているん

ですよね。

 

恐らく、動画撮影OKのライブという

ことなんでしょうけど、

個人的に思うのは、

せっかくのライブなのだから、

画面越しじゃなくて生で見た方が

良いんじゃないかなぁ?と

いうことです。

 

そりゃ、撮影OKのライブなら

少しくらいは動画を撮らないと

損なのでしょうけど、

でも結局、その動画を後で見返すことって

あまりないんですよね。

 

動画を残すことよりも大切なのは、

その歌を聞いて何を感じるか、です。

 

ライブ会場の熱気とか、

歌に感動した、とか、

何に心を揺さぶられたのか、というのが

1番大切。

 

その感情こそが、心にずっと

残しておくべきものです。

 

 

その感情が残っていれば、

後で友達に「こないだ〇〇のライブに

行ったんだよね」と思い出話をするとき、

より熱意を込めて話ができます。

 

思い出話をする度に、

ライブの時に感じた

熱気とか感動が蘇る。

 

そういう感情の補正によって、

思い出話の内容が事実と少々

変わってしまっても良いんです。

 

その思い出話は、

間違いなく自分の心の財産になる。

 

そういうものこそが長い人生で

心の健康をずっと保っていくことに

繋がるんじゃないかな、と、

そんな気がします。

 

その感情の昂りが心に残っていれば、

きっと何歳になっても

「あのとき〇〇のライブに行ってね…」と

熱意を持って話ができる。

 

こんなに幸せなことはないでしょう。