山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

共感社会

今の社会は「上の者と戦う」という
風潮だと思います。

「あの先生ウザイ」

「あの上司やってらんない」

そう思ってる若者が数多く存在します。



たぶんだけど、
昔は今ほどの「共感社会」ではなくて、
上に対する不信感とかは1人で
抱えていたんじゃないでしょうか。

それが、文化の発展によってだんだんと
「共感社会」になっていった。


上への不満を小説家がつづり、
歌手が歌い、ついには一般人まで
Twitterなどで共有できるようになった。

そこで「あ、自分だけじゃないんだ。
みんな同じ思いを持ってるんだ!」と
自分を肯定できるようになっていった。


そして、今は世の中の若者みんなが
1つの束になって、
「社会のこういう風潮ダメだよな!」
「こういう上司はウザいよな!」と
声をあげれるようになっているわけです。




でも、それで本当にいいのか。。。

共感型社会になること自体は
完全に時代の流れだろうと思います。

それを止めることは難しいけど、
でもやっぱり上の人は上の人で
ちゃんと考えてやっている。

そこに対して、
「1つになって悪に立ち向かう」というような
意識で簡単に刃向かっていいのか?


共感社会によって、
若い人たちは1つのなれるけど、
上の人たちは辛いと思う。。。