山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

指示待ち人間=指示に従ってくれる人

友達みんなで鍋をしようとなったとき、
みんなが準備や片付けをする中、
俺は全く何もしないんですよ。

それは面倒だから動かないわけではなく、
俺が動いても邪魔をするだけだと思うから。

何をやっていいのか全然自分で判断できないし、
不器用すぎて「そんなこともできないのか!」と
言われちゃうから、指示がない限りは
動かない方が健全なんですよねー。笑

もちろん、みんな頑張っている中
自分だけ動いていないという
罪悪感はあるんだけどね…



こういう、俺みたいな人っていると思う。

ただ指示を待つだけの人。

大抵の人は、そういう人を見たら
イラッとすると思う。

でも、わかって欲しいのは、
結局これは育った環境が要因なんです。



例えば、小学校低学年くらいの子が
皿洗いのお手伝いをするとします。

そこで親が「偉いねー」「上手だねー」と
言うことができれば、その子は手伝いが
楽しくなっていき、風呂洗いだったり
洗濯物を畳むだったり、他の手伝いも
したいと思います。

ところが、もしも皿洗いする子に対して
「全然洗えてないじゃない!」
「下手くそ!」「もういい!できないなら
どいて!私がやるから!」というような
ヒステリックな親だったら…

その子はいずれ、自分から動こうと
しなくなります。



それこそが、指示待ち人間の製造法です。

本来「皿洗いしてあげよう」というのは
良い心意気のはずなのに、
「皿洗いしてあげたいな…でもどうせ
僕がやっても下手だしな。変に動いて
迷惑かけるくらいなら動かない方が良いだろう」

そうなっちゃおしまいです。。



子どもは別に悪いこと
やっていないでしょ?

ただ親の言うことを聞いて生きてきただけ。

じゃあ、そうやって育った人に対して
「突っ立ってないで、考えて動きなさい!」と
言うのが正解なのか??


…俺はどうしても引っかかっちゃうん
ですよね。

確かにそういうヤツは考えて動こうとしない。

でも見方を変えれば、指示さえしてあげれば
嫌な顔せず動いてくれる優秀な人間です。

だから、もし俺が上司でそういう部下が
いたら、俺はわかるまで何回でも指示して
あげようと思うんです。

人それぞれ頑張り方は違うわけで、
もちろん自分で考えて動ける人も必要だけど、
その指示に従ってくれる人も重要だから。