山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

部活で声出せなくて悩んでる人へ。

俺は高校時代、「声出せ!気合い入れろ!」と
いう風潮のチームで部活をやってきました。

声を出すのが苦手だったので、その環境は
ものすごく辛かったです。


でも、今になって思うことがあって、
それは「声出せないからって、勝手に
自信をなくしてたな」ということです。

スポーツやってると声はもちろん大切だけど、
あくまでそれは、いくつかある「頑張り」の
種類の中の1つでしかない。

例えそれが苦手だとしても、他にできる
「頑張り」が必ずあるはずです。


声出すの苦手でも、プレーで引っ張っていれば
信頼されると思う。

声出すの苦手でも、誰かに寄り添ってあげれる
優しさがあれば信頼されると思う。

大きい声出せなくても、
ボソッと良いアドバイス
してあげられることもあると思う。


「声出せない=やる気がない」と
いうことではないっていうのは
俺は特によく理解しているところ。

でも「声くらいは誰でも出せる」と
思われてるから、声とやる気を関連づけて
見られるのは仕方ない。

それが悔しかったら、他のところで
しっかりやる気を見せればいい。

声出せなくたって、「お前が必要」と
思わせる要素はたくさんあるんです。



もちろん、最低限の意思疎通とか挨拶とかの
声は出さないといけない。

「声出せや!」とか言われるのも、
チームを思ってのことだから仕方ないし、
それは耐えるしかない。

でも、チームを鼓舞する声とかは、
結局は得意な人がやることです。

大切なのは、その得意な人が鼓舞して
くれたときにちゃんと答えるってこと。

そして、みんなでみんなの人格を
尊重し合うこと。

そこから良いチームが作られていくんだと
俺は信じてます。

だから、苦手なことに対しては「自分は
苦手だから仕方ないや」と開き直ることも
精神のバランスを保つ上で大切だと思うし、
周りもそれは配慮してあげれば良いですよね。

声出せなくて「声出せや!」と言われるのが
苦痛に思ってる人はたぶんたくさんいる。

でも、そこに耐えてる強い人っていうのは、
そういう苦痛に思ってる人たちに必ず
寄り添ってあげられるはずなんです。