山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

【政治】都知事選の候補者が卑猥なポスターを掲示

 

東京都知事選がいよいよ告示された

わけですが、河合ゆうすけ候補が、

街中の選挙ポスターを貼るところに

ほぼ全裸の女性のポスターを貼り、

物議を醸しました。

 

当然すぐに剥がされたわけですが、

選挙ポスターを売名に使うというのは

あまりにも幼稚じゃないかと思います。

 

 

このポスターのキャッチフレーズとして

表現の自由への規制はやめろ」と

書いてあったんですけど、

こうやって「表現の自由」を履き違えてる

人がちょっと、多くないですか?

 

表現の自由は確かに

保証されるべきものですが、

同時に「公共の福祉」というのも

ありますよね。

 

憲法12条では、“国民は、自由及び権利を

濫用してはならず、公共の福祉のために

利用しなくてはいけない”と

いうことが言われているし、

13条では、“すべての国民は個人として

最大限尊重されます。ただし、

公共の福祉に反しない限りね。”

ということが言われている。

 

つまり、個人の自由や権利というのは、

公共の福祉に反してまで

押し通すことはできないんですよね。

 

簡単に言えば、1人がワガママ言ってたら

みんなが困るのでダメですよ、と。

 

そういうことだと思います。

 

 

例えば、「思ったことを言う権利」が

保証されているとしても、

死んで欲しい人に「死ね」って

言っていいわけではありません。

 

なぜなら、言われた相手が

どんな気持ちになるかを想像せずに

そういう発言をするような人が増えれば、

日本社会が持続していけなくて、

日本という国を守ることができないから。

 

だから、ちゃんと思いやりを持って、

公共の福祉を守る形で

自分の権利を使いましょうね、と。

 

これが、日本という国の精神の根幹ですよ。

 

あんな卑猥なポスターなんて

見せられたら、

不快な気持ちになる人が

どれだけ多くいるか。

 

普通に考えたらわかるはずです。

 

そんなものを、不特定多数に

見せるべきではありません。

 

常識的に考えてアウトなんだけど、

それを「表現の自由」だと主張して

押し通そうとする。

 

これはもう、教育の失敗というか、

どうやって教育したら

そんな非常識な人間を作ることが

できるのかな?という気がします。

 

参政党の吉川りな氏は

「モラルが欠如し、日本人としての

根っこがどんどんダメになってきている。

大人は子供たちのお手本であるべきです。

政治の力で教育を変えねばなりません」と

Xに投稿していますが、

まさに吉川さんの言う通りでしょう。

 

こういう人間を作り出さないよう、

「お互い思いやりを持とう」という

当たり前の精神をちゃんと、

小・中・高校で教育しないといけません。

 

 

また、産経の記事によると、

大阪府の吉村洋文知事は

公選法の改正によって

こういう売名活動に制限をかける

必要があると主張しているそうです。

 

表現の自由だったり選挙運動の自由を

保証できる範囲で、どんな規制が

できるのか、政治家の皆さんに

これからしっかり話し合って

もらいたいなぁと思います。

 

ここは自民党立憲民主党

維新も、みんなで共通の思いを持って

議論できることだと思うのでね。