アメリカ大統領選はバイデンvsトランプの
対決になる可能性が高いと思いますが、
もしもトランプが復活した場合、
日本経済にはどんな影響があるでしょうか。
まず個人的に気になるのが、
トランプが地球温暖化対策に
逆行しそうだというところ。
トランプ氏は天然ガスについて、
「ドリルベイビードリル
（どんどん掘れ）」と言っています。
現在物価高が続いていますが、
その原因の1つとして、
天然ガスの価格上昇がありますよね。
これはもちろん、ロシアの
ウクライナ侵攻の影響もありますが、
厳密に言うと、この戦争が始まるより
少し前から天然ガスの価格が
上がっていて、これは脱炭素の機運が
高まっていることが影響している
そうです。
天然ガスは石油よりも
二酸化炭素排出量が少ないので、
その需要が高まり、
価格が上昇している、と。
生産を拡大することになれば、
日本はそれを輸入するようにすれば、
電気代・ガス代を下げることが
できるのではないか、と思います。
（もしかしたらド素人の全く的外れな
見解かもしれませんが…）
一方で、自動車メーカーは
トランプが復活したらキツいかも
しれません。
というのも、トランプは
電気自動車の促進を
廃止しそうな感じですよね。
今、バイデン政権はアメリカで
生産した電気自動車に対して
販売補助金を出しており、
日本の自動車メーカーはこの流れに
乗ってアメリカでの電気自動車生産に
力を入れているわけですが、
トランプが復活したら、
この補助金が止まる可能性がある。
日本の自動車メーカーとしてはら
補助金が出て安く売れるから
アメリカで作っているのに、
安く売れなくなったら当然、
売上台数は落ちるでしょうからね。
その辺り、これまで
脱炭素を前提に動いていたことが
変わっていくので、
良い方にも悪い方にも影響が
及びそうな気がしています。
