山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

【政治】盛山文科大臣の不信任案に維新は反対。国民民主も反対して欲しかったなぁ。

 

統一教会との関係が指摘されながら

「記憶にない」などと不誠実な答弁を

繰り返している盛山大臣に対して

立民から不信任案が出されました。

 

立民・共産・国民民主・れいわは

賛成しましたが、

自民・公明・維新・“教育無償化”の

4党が反対し、不信任案は否決されました。

 

 

自公が盛山大臣を守るのは

わかっていましたが、

野党の維新も反対したんですね。

 

維新の音喜多氏は、

盛山大臣の答弁が不適切であると

指摘しつつ、不信任案への反対理由として

 

・盛山大臣は統一教会に解散命令請求を

出した張本人。

統一教会に忖度して行政を歪めたという

事実は確認できないので、文科大臣として

不適切な人物とは言えない

 

・今後、他の政治家にも統一教会との

関係をめぐって真偽不明の情報が

流れる可能性がある。

ここで盛山大臣を辞めさせてしまうと、

政治家に統一教会との関係が

浮上する度に責任を問わないと

いけなくなってしまう

 

この2点を挙げています。

 

 

個人的には、この維新の意見は

正しいと思います。

 

たしかに、盛山大臣の答弁は

かなり苦しいものです。

 

でも、正直もう統一教会とか

どうでも良くないですか?

 

政治家と統一教会の関係なんてのは、

どうだって良いんですよ。

 

まぁ、政治家が統一教会の意向を

行政・立法に反映させるようなことが

あれば問題ですけど、

そうでないなら別に良い。

 

統一教会に関して政治家がやるべきことは、

被害者を救うことだけです。

 

統一教会と関わっていることを

やいのやいの言うことなんて

やる必要は全くなくて、

自分はそんなことよりも、

能登半島地震のこととか

子育て支援、防衛力の強化、

賃上げなどに時間を費やしてもらいたい。

 

統一教会どうのこうのなんて

マジでどうでもいいです。

 

 

そういう意味では、国民民主党

不信任案に賛成したのは

個人的には残念です。

 

玉木氏は賛成の理由として、

 

・盛山大臣は昨年自民党が実施した

点検に対し「統一教会と関係を

持っていない」と嘘をついている

 

統一教会と関係性があるとなれば、

公正中立に統一教会問題に取り組むことが

できるとは言い切れない。

だから、文部科学大臣としては不適切

 

この2点を挙げています。

 

 

確かに、玉木さんの言うことも

わかります。

 

ただ、やはり自分は文部科学大臣として

的確な知見を持って、

ちゃんと仕事をしてくれているかどうか?

ということこそが、

大臣として適任かどうかの基準だと

思います。

 

その意味では、盛山さんは

知見がある人だし、

統一教会に解散命令請求を出すなど、

ここまではちゃんとやるべき仕事を

してくれていると個人的には

思っています。

 

従って、盛山さんは文部科学大臣として

適任ですから、統一教会との関係性を

理由に大臣を辞めるという必要は

ありません。

 

国民民主党には、

「いま統一教会どうこうなんて

やっている場合じゃないだろう。

それよりも賃上げと子育て支援

やろうよ」というメッセージを

示す意味でも、不信任案には反対して

もらいたかったなぁと思います。

 

 

 

それと、前原さん率いる

「教育無償化を実現する会」が、

不信任案に反対しているんですよね。

 

これは、ものすごくダサいですね。

 

だって、前原さんは

玉木さんが政権に擦り寄っているからと

いう理屈で国民民主党

抜けたんですよね?

 

なのに今回、前原さん自身が

政権にとって有利になるような

道を選んでいる。

 

これは、理屈が通らないと思います。

 

維新と連携しているから

維新と同じ立場に立ったと

いうことなんでしょうけど、

これじゃあ国民民主党を裏切ってまで

出ていったという理屈が

全く通らないですよ。

 

おかしいと思います。