山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

広島の高校入試で「自己表現」というテストがあるらしい。

 

広島の高校入試で「自己表現」というのが

あるそうですね。

 

例えば、将来の夢は何で、

そのためにはこういう力をつける

必要があって、そのために今自分は

何をするべきか…

みたいなことを5分くらいにまとめて、

試験官の前でプレゼンをする。

 

そういうテストがあるみたいです。

 

 

時代だなぁという感じがしますが、

夕方のニュースで街の人の声とか

見ていると、いろんな意見がありますね。

 

子供の考える力や表現力が身につくので

良いことだと言う人もいれば、

入試でそれをどうやって

公平に評価するの?とか、

表現が苦手な子はどうするの?という

意見もある。

 

ただ、「表現が苦手な子は

どうするのか?」ということに

関しては、それは頑張るしかないでしょ、

と思いますね。

 

だって、それを言い出したら、

そもそも勉強が苦手な子は

入試どうすればいいの?って話に

なっちゃいますから。

 

それはもう、仕方ないですよ。

 

 

個人的に思ったのが、

入試で「自己表現」が課されることに

よって、必然的に、中学校の授業で

その練習をするようになる、ということに

意味があるんじゃないかと思います。

 

自己表現が得意な子も苦手な子も

いると思いますが、

それができるようになるために

一生懸命練習をする。

 

その過程で得られるものが

非常に大きいのではないかな、と。

 

勉強よりも大事なことが

得られるわけですからね。

 

 

ただ、1つ思うのが、

自己表現が苦手な子って多いと

思うんですけど、それは子供の

能力が欠如しているのではなく、

大人の責任だと思うんですよね。

 

大人が子供の言うことを

親身になって聞いてあげなかったり、

頭ごなしに否定したりしてるから、

子供の自己表現の力が

伸びていかないんですよ。

 

子供の「主体的に考える力」を

奪っているのは大人なんですから、

大人がちゃんとそれを自覚した上で

指導しないといけません。