山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

中学生の同級生切りつけ事件に思ったこと

三重県で、男子中学生が

同じ学年の男子生徒の首を

包丁で切りつける事件がありました。


幸い軽傷で済んだとのことですが、

被害生徒は「トラブルは心当たりがない」

と言っているのに対し、

加害生徒は「すれ違った際に体がぶつかった」

と供述しています。


まぁ、まだまだ真相は見えてきてなくて、

体がぶつかったこと自体にキレて

犯行に及んだのか、

それまでの積み重ねがあった中で

体がぶつかったことが引き金になったのか、

あるいは全然別の理由があるのか。


現段階では全くわからないですけど、

とりあえず思うのはたぶんこの加害者の子は

自分の気持ちの発散の仕方っていうのを

知らない人なのかな、と思います。



あくまで推測なんですけど、

自分の気持ちを周りの大人とか友達に

押し潰され続けてきたのかな、と。


気持ち的に落ち込んだり怒ったりして

それを表現したときに

「黙ってなさい!」「大人しくしてなさい!」

「気持ち悪いんだよ!」みたいなことを

言われちゃうことで、

自分の気持ちを否定するようになる。


そうすると、自分で自分の心理が

わからなくなっちゃったり、

ストレスの発散の仕方が

わからなくなったりする。


それで、普通の人からすると

理解できないような理由で

人を切りつけちゃう、ということに

発展しているのかな、と。



もちろん第一に考えなきゃいけないのは

被害者の子の治療と心のケア、

そして周りの生徒たちの心のケアという

ところだと思うんですが、

どうして未成年がそんな重大な事件を

起こしてしまうんだろう、と。


去年愛知で起きた中学生が同級生を

刺殺した事件だったり、

共通テストの試験会場で高校生が

人を切りつけた事件も

記憶に新しいところなんですけど、、、


未成年がそういうことを

起こさないために親ができることは何か、

先生ができることは何か、

友達にできることは何か。


そこをどうしても自分は考えて

しまいます。


そこは加害者が自分なりに抱えてる

ストレスが原因で事件を起こして

いると思います。


事件を起こしていい理由は無いですが、

事件を起こしてしまう理由はあるので、

そこを周りが本気で考えてあげることで

加害者がストレスを1人で抱え込まなく

なっていけば、結果的にそういう事件も

防げるのかな、と思ったりします。