山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

【政治】なぜ仕事をしない議員が選挙に当選するかという話

 

国会議員について、

正直「なんでこんな人が議員に

なれたんだろう?」と思うような

人っているじゃないですか。

 

国のためになることを

やっていないけど、

自分では「正しいことをやっている」と

勘違いしている議員というのが

たくさんいるように思います。

 

 

なぜそういう人が選挙に

受かり続けるのか。

 

それは、有権者のチェック機能が

十分に働いていない、というのが

一因だと思います。

 

だいたい政治家は各選挙区において、

有権者との関係値づくりという

地道な作業をしています。

 

有権者と直接触れ合って、

政策や人間性を知ってもらう、と。

 

そして、有権者に「この人、好き!」とか

「この人応援したい!」と思わせることが

できれば票に繋がるわけですよね。

 

 

 

例えば筆者の山口が政治活動を

始めたとして、地域のみなさんのところに

回っていき、笑顔を作って

「何か困ってることないですか?」と。

 

親身に寄り添っていることをアピールし、

「必ずみなさんのために良い政治を

します!」と言って、

地域の方々に良い印象を持たせるわけです。

 

そこで「山口さんを応援したい」と

思ってもらえれば、投票してもらえる。

 

 

ところが、その地域の方々というのは、

政治のことをあまりよくわかっていない。

 

政治のことがよくわかってない人から

したら、自民党が「共産党のここがダメだ!

だから自分たちはこうするんだ!」と

言えば「なるほど、たしかになぁ」となるし、

逆に共産党自民党の悪いところを言っても

「なるほど、たしかになぁ」となる。

 

つまり、政治的な主張の中身というのは

あまり重要ではなくて、

いかに“何となく聴衆を納得させられる

喋り方をするか”の勝負なんですよ。

 

 

で、有権者は政治のことをよく

わかっていないから、

山口が当選後にどんな仕事をしているか?を

評価することはできないわけですよね。

 

山口がどんなに仕事をしていなかったと

しても、次の選挙になると

「山口さんは良い人だ」という

第一印象だけで、ずっと山口に

投票し続ける。

 

それが、仕事をしない議員がずっと

選挙に受かり続ける仕組みなんだろうと

思います。

 

 

だからこそ、ある程度は政治の知識を

しっかり持って、自分が投票した議員が

どんなことをしているか、

正しく評価しないといけないなぁ、と

思うわけです。

 

テレビや新聞の情報だけではダメで、

書籍だったり雑誌、ツイッターなど

いろんなツールから情報を集めて、

政治を評価する力を高めていった方が

良いでしょう。