政治家を語る【辻元清美（立民）編】

先日の補欠選挙。

自民党の岸信夫さんが引退した山口2区は、

息子の岸信千世さんが立候補し、

当選しました。

立民党は、無所属の平岡秀夫さんを応援。

いわゆる「世襲」というのを

争点にしましたが、勝ちきれませんでした。

そんな中、この山口2区の補欠選挙に

関して、立民党の辻元清美議員の

とあるツイートを見て、

非常に残念な気持ちになりました。

そのツイートを紹介する前に、

一旦別の話を。

先日、立民党の福山哲郎議員が、

泉代表・石川大我議員・吉田晴美議員と

ともに、とあるイベントに

参加したそうです。

それは「東京レインボープライド」という、

性的少数者に関する団体の

イベントです。

福山議員は「LGBT平等法や同性婚を

求める声がこれほど大きいにも関わらず

自民党がブレーキに」とツイート。

さらに「立憲は綱領にどんな差別も

許さない旨を明記。」と、

立憲民主党として差別を許さないという

姿勢を強調しました。

それを踏まえた上で、

前述の辻元氏のツイートを紹介します。

「もう岸家とか安倍家とか、そんな政治を

変えましょう！」

…え？

もう、呆れて言葉も出ませんよね。笑

いやいや、立民党の議員が

思いっきり、生まれた家によって

人を差別してるじゃないですか！

何が差別を許さない政党だよ！

という話ですよ。笑

まぁ、ご存知の方も多いと思いますが、

安倍家・岸家というのは

政治家一族ですよ。

岸信介首相の娘婿が、

安倍晋太郎元外務大臣。

そしてその息子が安倍晋三元総理と、

岸信夫元防衛大臣（岸家と養子縁組を

結んだので苗字が岸に変わった）。

そして、岸信夫さんの息子が

今回当選した岸信千世さんです。

岸信千世さんは、有権者に選ばれて

当選をしたわけです。

立民党の平岡さんの方が良いと思ったら

有権者はそっちに入れるわけですから、

これは単純に、平岡さんの方が良いと

思う人より、信千世さんの方が良いと

思う人の方が多かった、という話。

これぞ健全な民主主義ですよ。

辻元さんは、考えが浅いんですよ。

党として「差別を許さない」と言って

おきながら、実際には差別を

しているんですから。

で、自分が差別をしていると

いうことに気づいてもいないでしょう。

もう本当に、考えが浅いですよね。