8日に、福岡の方で立憲民主党・泉代表と
国民民主党・玉木代表の演説を
聞いてきました。
福岡県議選の応援演説ですね。
泉代表は、春日市の室屋美香候補の
応援でした。
泉代表のお話で印象に残ったのは、
ジェンダー平等の実現と、
予算のバランスのことについてです。
日本のジェンダーギャップ指数が
世界で116位と非常に遅れているという話を
泉代表は序盤に持ってきました。
男女で学力の水準はほぼ同じで
優秀な女性がたくさんいるのに、
なかなか女性が会社の役員だったり
政治家だったりになれない、ということで、
女性候補である室屋さんへの投票を
呼びかけていましたね。
女性の活躍は大切だと思うので、
そこを大切にする立憲民主党には
頑張ってもらいたいなぁと思います。
ただ、室屋候補はアナウンサー出身です。
立憲民主党のアナウンサー出身の
女性議員というと、
蓮舫氏、石垣のりこ氏など
ちょっと見識に欠けているんじゃ
ないかな?という方も多いので、
立民党の女性議員にはもっともっと見識を
深めてもらいたいなぁと思います。
そして、予算のバランス。
どこにどのくらい予算をつけるか、
考えて予算をつけないといけないのに、
防衛費だけ大幅に増えているじゃないか、と。
防衛費は一気にドーンと増えているのに、
子ども予算はほんの少ししか増えていない、
そして賃上げに繋げるための経産省への
予算は、なんと減っている。
立憲民主党は必要なところにバランスよく
予算を配分する、ということですよね。
まぁ、それはそれで良いですけど、
限られた金額をいろんなところに
チビチビ出すっていうよりは、
積極的に国債を発行していけば良い話なので、
そういう姿勢で与党を追及して
もらいたいなぁと思います。
少子化対策も賃上げも、
投資をすれば税収が伸びていくわけなので、
将来世代へのツケという話には
なりませんからね。
そして玉木代表は、福岡市南区の
大田京子候補の応援演説でした。
玉木代表は、政治家は「損か得か」ではなく
「正しいかどうか」が重要だということを
熱く訴えました。
メディアを見ると、
「国民民主党は与党寄りだ」とか
「統一地方選のために予算に反対した」とか
的はずれなことを書いていますが、
玉木さんはそういう、自分の党にとって
得なことをしよう、という考え方の
人ではないですよね。
常に国のために何をするべきかを
考えておられるので、信用できます。
それから、玉木代表はコロナ禍で
政治の力が浮き彫りになったと
いうことも訴えていました。
それぞれの地域によって、
コロナ対応の内容や迅速性は
大きく異なった、と。
それで、こういう非常事態において
救える命・救えない命の差が
政治によって大きく左右されることが
浮き彫りになりました。
だから、どうせ誰がやっても同じ、ではなく、
しっかり各政党・各候補者の主張を
聞いて、投票に行って欲しい、と。
そう訴えました。
本当に、玉木さんのおっしゃる
通りだと思います。
政治という舞台に誰を送り込むのか、
有権者として判断しないといけない。
玉木さんは非常に、本質的な話を
熱く訴えられていましたね。
泉さんは、人柄がすごく良くて
立憲民主党の中では数少ない、
好きな議員さんですけど、
知見があるか?というと、疑問が残る。
対して玉木さんは、人柄も良いし
知見もかなりお持ちです。
演説の最後には お2人とも、
聴衆の1人1人のところに回ってきて
くださいました。
泉さんも玉木さんも目を見て
「ありがとうございます!」と
言っていただき、お2人のことが
本当に好きになりました。
自民党に緊張感を与え、
間違いを修正していけるように、
野党の泉さん、玉木さんに頑張って
もらいたいなと思います。
さて、「正論」という雑誌にて、
玉木さんが立憲民主党に言及している
部分があったので紹介します。
_立憲民主党はすでに起こったことに対して
批判しがちですが、国民民主党は、
問題を未来から俯瞰して提案することを
心掛けています。今になって、
アベノミクスの十年が失敗だったと
追及しても過去は変わりません。
もちろん検証は必要ですが、何が足りなくて、
何が良かったのかを踏まえた上で
次の政策を提案しないといけない。
勝負すべきポイントを間違えて
いるのではないでしょうか_
自分は泉さんのことは好きですけど、
立憲民主党として、政治に臨む姿勢が
本当に今のままで良いのか、
しっかり考えてもらいたいなと思います。