山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

俊足タイプの選手を8番と9番どっちに置いた方が良いか

 

個人的には、足が速い選手には

できるだけ、盗塁がしやすい状況を

作ってあげた方が良いと思うんです。

 

例えば、セ・リーグで8番に

俊足タイプの選手がいて、

9番が投手という打順は

少し、もったいないですよね。

 

8番打者がせっかく出塁しても、

サインは盗塁ではなく、ほぼ100%

送りバントになりますから。

 

 

 

では、DHありのときに、どうするか。

 

例えば、俊足タイプの選手と

鈍足の捕手がいたときに、

どっちを8番・どっちを9番に

置くのが良いのか、ということですよ。

 

個人的には、俊足タイプは

9番に置く方が好きです。

 

9番に置くことで、内野安打等で

出塁してくれれば、

良い流れで上位に回ります。

 

それに、9番打者の足を

警戒させることで失投を誘ったり、

配球を読みやすくなるという

メリットが生まれますから、

1番打者が長打を打ちやすくなります。

 

なので、基本的には足が速い選手は

9番に置くのが良いと思います。

 

 

 

ただ、1番打者のタイプによっては

話が変わってきます。

 

ケースバッティングが苦手な選手を、

「自由に打たせたい」という意図で

1番に置いている場合、

その前の打順に足の速い選手を置くと

良くないと思うんです。

 

例えば陽岱鋼みたいな選手が

1番にいる場合、走者一塁で打順が回って、

走者にチョロチョロされると、

打撃の邪魔になってしまう。

 

陽岱鋼のようなタイプに、

ウェイティングとかエンドランのサインは

出したくないんですよね。

 

そういうケース打撃をさせてしまうと

調子が狂ってしまうので。

 

さらに、陽岱鋼のような選手の場合

ゲッツーのリスクもありますから、

なおのこと良くない。

 

それならば、俊足タイプの選手を

8番に置いて、9番の捕手に送ってもらって

走者二塁で陽岱鋼に回す、という方が

良いと思います。

 

 

まぁ、上位打線をどういう組み方を

しているか、によって、

俊足の選手を8番に置くか9番に

置くか、というのは変わってくるという

ことですね。

 

例えば「2番強打者論」を採用するので

あれば、絶対に9番に俊足タイプを

置いた方が良いですしね。