山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

不良生徒は不良の文化に属することで心を安定させているけど本当は真面目に生きたいと思ってる

 

EXITの兼近さんが、

かわいそうなことになっていますね。

 

連続強盗事件の指示役とされる

「ルフィ」という人と過去に接点が

あったということで、

炎上状態になっています。

 

 

でも、兼近さんなんて、見るからに

ちゃんと更生している人じゃないですか。

 

逮捕歴があろうが何だろうが、

今は真っ当に生きている。

 

で、ちゃんと罰を受けた上で

芸人になって、実力で売れた。

 

だから、過去のことでそんなに

叩くなよ、と思いますね。

 

 

不良の少年というのは、

大人からの充分な愛情を感じられなくて

寂しい思いをしています。

 

その寂しい思いを紛らわすために

不良グループに入って、

そこの仲間たちに認められることで

安心感を得ている。

 

それが「悪いことだ」というのは

本人は充分わかっているのですが、

そこで自分だけ真面目な行動をしちゃうと

せっかくの仲間を失ってしまうという

怖さがある。

 

だから、不良になってしまうんですよね。

 

 

でも、やっぱり根は本当に優しい人が

多いんですよ。

 

自分も、不良の同級生がいたのですが、

熱が出て保健室で休んでいるときに

その同級生がわざわざ保健室に

水筒を持ってきてくれて、

「大丈夫か?」って心配してくれた。

 

そういう人が多いと思います。

 

で、ちゃんと更生したいと

思っているんですよね。

 

不良とは言ったって、

本心は「これじゃいけない」

「真面目に生きないといけない」と

思ってるはずなんです。

 

兼近さんは、その「更生」に

成功した。

 

そうやって更生した人には、

しっかりまた社会で役に立てるチャンスが

あるべきだと思うんですね。

 

だから、過去のことでヤイヤイ

言うっていうのはどうなのかな、と。

 

そうやってヤイヤイ言ってる人たちも、

真っ当な過去ではないでしょ?

 

人は何かしら悪いことをしているわけだから、

他人の過去の誤ちを責めるっていうのは

違うと思いますね。