山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

落合監督の何が凄かったか

落合監督が監督としてスゴいというのは

共通認識なんですけど、

何が凄いのか、という話です。


落合監督に関しては、

采配というよりも

シーズンを戦う計算力、というか、

最終的に優勝できるための

戦い方が上手いですよね。


まず地獄のキャンプで徹底的に

鍛える。


そして、シーズンに入ったら

選手を信じて静かに見守る。


例えば、80勝60敗が優勝ラインとして、

現在70勝55敗だとすると、

落合監督は「あと5敗はできるな」って

言うんですよね。


あと〇個勝たなきゃいけない、ではなく

あと〇個負けられる、という考え方を

することで、負けてもすぐ次に

切り替えるっていうことができる。


そうやって現実を淡々と受け入れて

戦うっていうのが凄いですよね。




で、落合監督はたしか横浜かどこかで

臨時コーチをされたことがあるのですが、

正式なコーチ経験とかはなく

いきなり監督になりました。


それで就任1年目に補強も戦力外も

一切なく、「現有戦力を底上げして

優勝します」って言って、

本当に優勝しました。


落合監督は「オレ流」とか言われていて、

普通の監督とは違った考え方を

持っているんですけど、

やっぱり1年目に優勝したということで、

選手もみんな落合監督に従いますよね。


普通の感覚だと「何言ってんのこの人」

みたいになることでも、

落合監督が言うんだから正しい」って

思えるので、それで強いチームに

なったんじゃないかな、と思います。