山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

味方になって欲しいだけなんじゃないかな

最近「ロジハラ」という言葉が

話題になっています。


ロジカルハラスメントの略で、

正論で相手を追い詰めることを

言うんだとか。


例えば、ミスした後輩に

「なんでミスしたの?説明して?」

などと言ったり、

同僚に愚痴をこぼしているときに

「でもそれはあなたにも非があるよね?」

って言うのがロジハラにあたるそうです。




まぁ、常識的に考えたら

「何がロジハラだ!ふざけんな!

甘えるのもいい加減にしろ!」って

話だと思うんですが、、、


ロジハラ被害者の気持ちとしては、

ただ味方になって欲しいだけなんですよね。



同僚に愚痴をこぼすのは、

自分を正当化したいんじゃなくて、

愚痴をこぼさなきゃやってられないから。


自分に非があるのがわかっているからこそ、

怒られてもグッと堪えている。


でも、堪えてるだけだと

ストレスが溜まっちゃうから、

愚痴を漏らす。


で、愚痴を聞いてくれる人がいるからこそ、

怒られたときに堪えることができるんです。





また、上司にミスを追及されるのも、

「ミスした自分が悪い」っていうのは

わかってるんだけど、ミスして

落ち込んでるわけだから、

そこをまずわかって欲しい。


人間っていうのは、論理ではなく

感情の生き物です。


正しい・正しくないよりも先に、

「気持ちに寄り添ってくれるかどうか」

が重要なんだと思います。


だから、上司は部下がミスしたときには、

まずは味方になってあげる。


「大丈夫だよ」って言ってあげて、

部下の気持ちが落ち着いて初めて、

ミスを追及することができる、と。


最初から説教しちゃダメってことですよね。




今、若者の離職率が高いのは

若者は精神の保ち方がわからないからです。


すぐに「自分はダメなやつだ」と

思ってしまう。


離職率を下げるためには、

いかに上司が部下の味方でいられるか、

だと思います。


自分では味方になっているつもりでも、

それをちゃんと伝えてあげないと

今の若者はわからないです。