山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

「気合い」と「気負い」は違う

人気バンド・マカロニえんぴつの

はっとりさんのある日のツイート。


「気合いかい?それ。

気負いじゃない?それ。

ぎくっ!」



このツイートを見て、

そうか、気合いと気負いは

違うよな、と。


そういえば高校生の頃、

バレー部の控えで外から試合を

見ているときも、中にいる人たちが

「気合い」ではなく「気負い」に

取り憑かれているな、と感じていました。


その感覚を久しぶりに思い出しました。




やってやるぞ!というのが気合い。


やらなきゃいけない…というのが気負い。



例えば、最近の鈴木誠也を見ていると

「気負い」の方だな、と感じます。


3連覇の頃の誠也は、

「打ってやるぞ!」という気合いに

満ち溢れていた。


でも、丸が抜け、新井さんが辞め、

誠也の立ち位置が「勢いのある若手」から

「チームの顔」に変わっていった。


それに伴って、誠也の「気合い」は

「気負い」に変わっていったような

気がします。


今の誠也は「打ってやるぞ!」ではなく、

「チームのために自分が打たないといけない」

「自分がチームを勝たせないといけない」

っていうプレッシャーに取り憑かれている。


それが打席の中での迷いに繋がり、

チャンスであっさりポップフライや

見逃し三振をしてしまうことが

増えていますよね。




若いうちは勢いがあるけど、

経験を積んで立場が上になるにつれ、

責任が生まれる。


その責任が、

「やってやるぞ!」という気合いを

「やらなきゃいけない…」という

気負いに変えさせる。。。


気負いっていうのは、

それだけ周りに期待され、

信頼されるようになってきた、

という証でもあります。




まぁでも、気負っていても

メリットはないわけなのでね。


メンタルをコントロールするのは

めちゃめちゃ難しいことだと思うけど、

やっぱり「気負い」を捨て、

「気合い」を思い出さなきゃ

良い結果は得られないっていうこと。


楽に、楽に、という意識が大切ですね!





気合いかい?それ。

気負いじゃない?それ。


ぎくっ!