山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

香川県のゲーム時間規制条例に思うこと

香川県が、ゲーム依存症対策として
「ゲームは平日1日60分まで」
「午後10時以降はゲーム禁止」などを定めた
条例案を出したそうですね。

確かに、子どものゲーム依存症は
大きな問題なのかもしれません。


しかし、「ゲームは悪」という時代は
もう終わっています。

ゲームは頭を使わないとできないので、
ゲームをすることによって
脳の活性化に繋がります。



例えば、ポケモンなんか、
頭を使わないとできませんよね。

どのポケモンを使うか、
どの技を使うか。

それは全て「戦略」です。

この「戦略を練る」という作業は、
社会に出ても生かすことができます。

ポケモンは絶対に、計算力や分析力、
経験から学ぶ力、育てる根気がないと
できないゲームだと思います。




子供がゲームに熱中する好奇心。

これは、失われてはいけないものです。

大人たちからすれば、その好奇心を
勉強に向けて欲しいのだと思いますが、
「勉強は良い、ゲームは悪い」というのは
古い価値観ではないでしょうか。

ゲームによって得るものもあります。

それに、「勉強が出来る人は将来安泰」という
時代ももう終わり。

「勉強ができる人」も「ゲームができる人」も
公平に、立派な戦力になれる時代です。

だから、大人が頭ごなしに
「ゲームをするな!」と言うのは
間違っていると個人的には思います。



仮にゲームを1日3時間やってる
子供がいたとしましょう。

その子に
「ゲームは1日1時間までにしなさい」と
言ったところで、残りの2時間を
勉強にあてると思いますか?

そんなわけないですよね。

大切なのは制限することではなく、
考えさせること。

頭ごなしにゲームを否定して
やめさせるっていうのは、
正しい教育ではないと思います。


子供のゲーム時間よりも、
大人の価値観の押しつけの方が
制限されるべきですよね。