山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

センター試験廃止の理由

センター試験というのは、基本的には
それ用の問題集買って、ちゃんと勉強
していれば点数取れるんですよ。

でも、果たしてそれで日本にとって有望な
人材が育つのか?という話です。


結局センター試験で問われるのは知識量。

要するに、「覚えているかどうか」です。

覚えてりゃ点が取れるし、
勉強してりゃ点が取れる。



でも今の時代、求められているのは
知識量ではないんです。

だって、スマホさえ持っていれば
なんでも調べられますから。

だから、なんとかの法則とかなんとかの
定理とか、いちいち覚えてなくたっていい。


そうじゃなくて、
じゃあその知識をもとに何を考えるか?

そして、どうやって日常生活に生かすか?

ここが、これからの学びのテーマになります。

例えば、どれだけ英語のテストの点数が
高かったって、実際に外国人に道を聞かれた時に
答えられなきゃ意味がない。

その能力を鍛えるためには、センター試験では
ダメだろう、ということです。

そこで、センター試験を廃止し、
より実用的な問題に切り替えようというのが
狙いだと思うんですよね。



今、大学入試以外のテストも
変わってきています。

高校生のみなさんは体験したかもしれませんが、
広島の理科の高校入試問題は、ほとんど
暗記では解けません。

「説明しなさい」とか「考えなさい」という
問題ばっかりです。

理科の知識なんて、覚えてても日常生活で
使うことはありません。

大切なのは、知識より、理科らしい考え方が
できるかどうかってことです。


これ、本当に酷ですよね。

学校の勉強より先に、入試が変わってきている。

学校では「覚えなさい」っていう勉強を
しているのに、入試では「考えなさい」だから、
解けるわけがないです。


今の学生さんは本当に大変だと思います。

でも、学校の授業も徐々に追いついてくるとは
思います。

入試が変われば授業が変わる。

授業が変われば人材の質も変わってきます。

より良い人材を育てるためなら、
俺はいいと思いますね。

変わるのが俺の時じゃなくて良かったです笑笑