俺の就職先の人事の人が、
定着率のことを嘆いていました。
最近の若手社員はすぐに仕事を
辞めてしまう、と。
それを防ぐためにやってらっしゃるのが、
会社説明会の段階から、
良いことも悪いことも全て
伝えよう、ということです。
会社説明はどうしても良いところばかりを
紹介しがちなんですが、そうではなく
ありのままを伝えて、入社前と入社後の
ギャップをなくすことが、定着率のアップに
繋がると考えてらっしゃるのでしょう。
それはすごく大切なことだと思います。
ただ実際、若手社員がすぐ仕事を辞める
理由は、他のところにもあると思うん
ですよね。
何かというと、今の若者は甘いって
ことです。
学生時代を苦労や苦痛から逃げてばかりで
過ごしてきたので、社会に出ても
嫌なことがあるとすぐ逃げる。
そういう人がすぐに仕事を辞めるって
だけだと思います。
逃げるのが当たり前だから、
ちょっとでも嫌なことがあったら
すぐに仕事をやめちゃう。
そんな奴は、何の仕事をしたって
結局すぐ辞めるんでしょうね。
社会に出れば、それなりに
嫌なことや辛いことにも
向き合わないといけません。
そのためには、学生時代に自分なりに
努力をしておくことが大切だと思います。
今、頑張って勉強してる人や、
頑張って部活をしてる人。
あるいは、人間関係で悩んでる人とか、
成績が伸びず悩みながらも頑張っている人。
その努力や苦労や忍耐っていうのは、
絶対に力になって、強い人間になれると
俺は思っています。
俺も学生時代いろいろあって、
今やっとそう思えるようになったんです。
