山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

「正しい」より大切なこと。

「正しい」と「楽しい」のどちらが重要か…

今のご時世、「正しい」に囚われている人が
多いような気がします。



自分もそんな時期がありました。

「正しいこと言える俺、カッコいいだろ?」
という勘違い。笑

あの頃の俺は、損をしていたと思います。



正論にこだわる奴は、
人間味がないし、嫌われる。

自分は自分の描く「正しい人間」には
なれるのかもしれないけど、
それによって「楽しい」が犠牲になる。

そして、他の人の「楽しい」まで奪ってしまう。



正しい人間になることで、
楽しい人間はどんどん離れていき、
だんだんと孤立してゆくのです。





すぐ例えがカープになっちゃうのも
申し訳ないんですけど、例えば俺を含む
4人くらいの仲良しグループで
カープの話をしていたとしましょう。

「昨日負けたね」

「そうだね。菊池がエラーなんかするから…」

「ほんま、あのエラーはありえんわ〜」


こんな論調になったとき、
心の中の「正しい俺」はこう思います。


「いやいや、いつもは菊池の守備に
助けてもらってんだから、
ちょっとエラーするくらい仕方ないだろ」



でも、そこで俺がムキになって
「菊池のエラーは仕方ないだろ!」と
言い張っても、誰も得をしない。

だから、そこは「正しい俺」をグッと抑えて、
「たしかにねぇ〜」と同調しておくんです。

意見としては俺が正しいはずなんだけど、
でもその場においては「正しい意見」よりも、
「楽しい人間関係」を優先した方が、
圧倒的に得をします。


それに気がつくのに本当に長い時間が
かかってしまいました。。






今は「正しい」という言葉の意味を、
「楽しく友達と付き合う」ということも
含めた広い意味で考えるようにしています。

それは、お互い様。

相手だって、俺に対して我慢していることが
あるはずなんです。

自分のことも受け入れてくれている分、
やっぱり他人のこともしっかり
受け入れないと良い人間関係は成立しない。

そのためには、正しい行動をすることばかりが
正しいとは限らないというわけですね。