山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

今週の教職授業②

ごめんなさい。

バレーが激アツだったので
見入っちゃって、ブログ書くのが
遅れました汗

日本勝ってよかったですね!




さて、今日の教職授業は、いろんなテーマに
ついてグループディスカッションを
しました。

いろいろあったのですが、今日は
3つのテーマについて書きます。笑



【テーマ1】あいさつができない生徒がいます。あなたは、生徒にどう指導していきますか?


まず前提として、俺はあいさつが
必要とは思ってないんですよ。笑

あいさつする・しないって、
そんなに大切なんですかね?笑

だから、俺は「あいさつとは…」とかいう
説教は絶対にしません。笑


じゃあどうするか。

まずは、「あいさつしない理由」が
大切です。

完全に他人のことなめていて
「なんで俺がお前にあいさつしなきゃ
いけねぇんだ」みたいな態度の奴は、
シンプルに「あいさつせぇや!」と
怒ればいいです。笑

頭ごなしに怒りたくはないんですが、
でもそういう奴は敢えて頭ごなしに
怒った方がいい。

先生「あいさつせぇや!」
生徒「うるせぇ黙れ!」
先生「誰に向かってそんな口きいとんじゃ!」
生徒「うるせぇ!もう知らねぇ!」

そうやって思い切りケンカしちゃえば
いいんです。

そしたら、その後1人になったときに
だんだん頭が冷えてきて
「やっぱ俺が悪かった」ってなって
「先生ごめんなさい」って言ってきます。

ナメてるようで、実は素直でいい子。

だから敢えて真正面からぶつかることで、
その素直さを引き出せたらいいな、と思います。



一方、シャイであいさつする勇気が
持てないって子もいます。

そういう子に「あいさつせぇや!」は
絶対言っちゃいけないですね。

そういう子っていうのは、周りの反応が
怖いみたいなところがあって、
例えば勇気出して喋ったときに
周りがどう接していいかわからず、
変な空気になることがありますよね。

「あっ……おぅ笑」みたいな空気。笑

あれ、シャイな子からしたらすごく
嫌なんですよ。

「私のせいで変な空気になった。やっぱり
しゃべらない方が良かったのかな…」って
なるからね。

だから、大切なのはそういう子があいさつ
したときに、絶対に100点満点の笑顔で
返してあげるってことです。

そういう空気を作ることで、シャイな子でも
あいさつしたり話をしたりする勇気が
出るんです。

だから、大切なのは「あいさつしなさい」と
言うことよりも、自然にあいさつができるような
環境を作ることだと思います。





【テーマ2】授業に遅れてきた生徒がいました。あなたは、この生徒にどのような対応をしますか


まぁまずは、遅れた理由を聞きますよね。

その理由を聞いたときに、
同情できる部分があるかどうか、を
重視します。

例えば、「前の時間が体育だったから
着替えに時間がかかって遅れた」。

この場合、俺は生徒が悪いとは思うんですけど、
でも同情はできますよね。

まぁ、他の人はみんな時間通り来てるのに
1人だけ遅れたとかだったら、完全に
そいつが悪いですよ?笑

でも、一定数の生徒がそれで遅れたんなら、
それはまぁ、仕方ないかな、と思う。

「ちゃんと急いで来たか?」って聞いて、
あ、急いだけど間に合わなかったんだな、と
思ったら怒りません。

「どうせ遅れるからゆっくり行こう」とか
だったら、それは怒ります。

そこはやっぱり、仕方ないとは言えど
「遅刻は悪いこと」ってわかっているか
どうかっていうのが大切ですからね。




もう1つ、遅刻の典型的なパターンは
「寝坊」ですね。

1時間目の授業で寝坊してきた生徒が
いたら、まずフランクな態度で
「どしたん?夜更かししたん?笑」って
聞きますね。

それで、曖昧な表現になってしまいますが
「かわいい」と思ったら怒りません。

「ナメてるな」と思ったら怒ります。

もちろん、明確な基準があった方が
怒られる側は納得するんでしょうけど、
そこで怒るか怒らないかは、結局は
「私情」ですよね。笑

私情で怒っちゃうと、「は?なんでアイツは
怒られんかったのに俺は怒られるん?」
みたいになる可能性も当然ある。

でも、それはもう仕方ないですよ。笑

だって、周りの人は関係ないでしょ?

「いやいや、遅刻したから怒られて
当たり前やん」って話で、悪いことして
怒られてるくせに逆ギレするような奴は、
やっぱり教育が必要です。

だって、社会に出てそんなことなんて
しょっちゅうあるんだからね。

そこで「なんでアイツは怒られんで俺は
怒られるん?」とかで腹立てても仕方ない。

そもそも、遅刻しなかったら
怒られないんだから、遅刻すんな!って
話ですよ!


それに、そこは普段の頑張りっていうのも
関係すると思うんです。

普段頑張ってる人が遅刻したときは
「仕方ないかな」と思えるけど、
普段いい加減な奴が遅刻したら
「またお前か」となる。

だから、怒られたくなかったら普段から
いい子しときなさいって話です。笑


だから、そこはウザいと思われてでも
そういう怒り方をしたいと思います。

「かわいい」と思ったら怒らない、
「ナメてるな」と思ったら怒る。

申し訳ないですが、それが俺の基準です。

ただ、いずれにせよ、1番教えたいことは
「遅刻したら人に迷惑をかける」と
いうことです。





【テーマ3】努力しているが、何度やっても学習の成果が上がらず、学力の向上が見られない生徒には、クラス担任としてどのように指導しますか


これは難しいですね。

一見、まず努力してるんだからその努力を
褒めてあげればいいじゃんって話に
思えるんですけど、、、

実はそれも危険で、そこで褒めちゃうと
「うるさい!先生に何がわかるの!」と
なっちゃう可能性もあるんですよね。


だから、まずは受け身になって、その子の主張を
聞いてあげることからスタートします。

たぶん「私はこれをすごく頑張った!」って
主張したいことがあるはずなので、まずは
「どう?勉強頑張った?」とか言って
話を引き出してあげる。

それで、その時に「おぉ、それはスゴいね」と
相槌をうって、共感してあげる。

「褒める」のではなく、「共感」をするのです。


で、共感してくれる人に対しては
心を開いてくれると思うので、そこから
アドバイスを始めます。

ただし、これも性格を考えてあげなきゃ
いけませんね。


性格は2パターンあって、
1つは、「私はどれだけ努力しても
ムダなんだ」ってヤケになっちゃうタイプ。

もう1つは、「あの子はこんなにできるのに、
私はこれだけ頑張っても全然できない」と
ネガティブになっちゃうタイプです。


前者の場合は、「努力を辞めるな!」
「お前は努力し続けられる強さがあるだろ!」
と熱く説得するのが効果的だと思います。

それも、最初からガンガン来られたら
困ると思うけど、最初に「共感」から
入っておけば、スっと話を聞いてくれたり
しますからね。


一方、後者の場合は、勇気づけてあげることが
1番大切です。

だから、
「テストの点が全てじゃないよ」
「そうやって頑張れるのは才能だよ」と
とにかくポジティブになれるような言葉を
かけてあげる。

それが効果的だと思いますね。


そして最後に、「でも、それだけ頑張って
結果が出ないなら、何かが間違ってるのかも
しれないね」という話をして、具体的に
「こういう勉強の仕方の方が良いんじゃない?」
というアドバイスですね。

生徒からしたら、やっぱり「どんな勉強を
したらいいの?」というのを1番欲している
わけなので、それは言ってあげないといけない。


ただ、ここで難しいのは、嫌な言い方に
なっちゃいけないってこと。

例えば、今俺が書いた「それだけ頑張って
結果が出ないなら、何かが間違ってる」という
言い方も、人によっては傷ついたり
ウザイなと思ったりしちゃう。

まぁ、先生側がそこまで気にしてたら
身が持たないような気もしますけど、、、

できる限りの「配慮」はしたいな、と
思いますね。

配慮はするけど、遠慮はしない。

その距離感が難しいところです。

先生ってやっぱり大変ですね。。。








ほな、今日はこの辺で!

また来週の金曜日に!