山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

教師の問題行動がなくならない理由。

先生が先生をいじめてるなんてことが、
現実にあるのですね。

本来「いじめはダメだ!」と教えるべき
存在が、何をやってるんだろう、と。

耳を疑いました。



残念ながら、教員の問題行動は
後を絶ちません。

もはや、暴力行為とかわいせつ行為とか
その程度のニュースでは「あぁ、またか」
くらいにしか思わなくなってきましたよね。


なぜ教員による問題行動がなくならないか。

それは、人として問題がある人でも
先生になれてしまうからです。



先生になるまでの過程ですが、
まずは教員免許を取得します。

一般的には、大学で先生になるための授業を
履修して、しっかり単位を取れば免許を
取得出来るというシステムです。

俺もまさにその最中です。



その上で、教員採用試験という試験に
合格すれば、先生になることができます。
(例外もある)

教員採用試験では、
まずは、自分が教えたい教科の勉強が
どれだけできるかというテスト。

そして、先生として知っておかなきゃいけない
知識が備わっているかどうかのテスト。

そして、場合によっては論文も課せられる。

これが、一次試験となります。


それに受かると、今度は面接とか
グループワーク、そして模擬授業。

パッとお題を出されて、即興でちゃんと
授業ができるかどうか?という
試験があったりします。

そこで先生としての素質をチェックし、
それを通過することで、先生になれる、と。

まぁ、小中高のどれを受けるかとか
何県の試験を受けるかによって多少の
違いはあると思いますが、だいたいこれが
教員採用試験の流れです。




ということはですよ。

・大学で授業をちゃんと受ける
・学力がある
・面接を間違えずに答えられる
・授業をちゃんとこなせる

そういうところさえ押さえておけば
先生になれるということですよね。

つまり何が言いたいかというと、
「人として問題がある人でも、先生としての
素質さえあれば先生になれる」ってこと。

人としてどうか?っていうのは、実は
先生になる上で特に問われないのです。




今、教員という仕事のブラックぶりが
話題になっています。

教員のブラックぶりについては
既にこのブログの下書きとして書いて
保存してあるので、またいつか
出そうと思いますが、、、


最初は「先生になりたい!」と思って
目を輝かせていた人でも、
大学で先生の難しさを学んだり
教育実習で実際に先生たちの裏側を
見たりしてしまうと、
「やっぱり先生になりたくない」と
諦めてしまいます。

だから、本来先生になれるはずの優秀な人が
先生になることを嫌がってしまうという
現象が起きているんです。

その分、「知識さえあれば先生になれる」と
思ってナメてる奴が、先生になる確率が
上がっているんじゃないかな、と。

そう思います。



で、そういう奴が「先生」という立場を
手に入れたら、「俺は先生だ。俺は偉いんだ」と
勘違いをしてしまう。

そこから、問題行動に繋がってしまうのでは
ないでしょうか。




これを防ぐには、
まず教員の労働環境の改善をすること。

給料を上げるとかいうことではなくて、
まずはもっともっと教師の大変さが世間に
伝わっていくこと。

変わるのはそこからだと思います。



そして、教員になるための授業の中で
もっと人間性を問わないといけない。

さらに、教員採用試験でも、何かしらの
方法で人間性を見抜けるようなシステムが
できたらいいな、と思います。


具体的にどうしたらいいかは
正直わかんないし、いろいろ議論
していくところだと思いますが、、、

とにかく、人としてダメな人は
先生になれないようにする。

そして、優秀な人が「先生になりたい!」と
思えるように、先生の労働環境を整える。


俺はそれが、教師の問題行動をなくす
方法じゃないかと思います。