山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

塾バイトが今日で最後でした。

大学1年のときからずっと、
個別塾の講師のバイトをしてました。

中学生の数学(ときどき理科)を
教えていました。



このバイトをする上で気をつけていたことは、
とにかく否定をしないこと。

例えば、来て早々寝てしまうような、
やる気のない子もいました。

でも、頭ごなしに怒るのではなく、
「眠いのによくサボらずに来たな」と
捉えてみる。

そうすることで、その生徒から
信頼してもらえるようになり、
徐々にではありますが、
言うことを聞いてもらえるように
なりましたね。笑



で、テストで点を取れるかどうかって、
結局、本人が勉強するかどうかなんです。

だから、何を教えるか?とか
どう教えるか?ということよりも、
どうやったらやる気が出るか?

そこを1番大切にしてきました。



眠いんだったら、
「居眠りはダメ」とか言って
やる気を削ぐのではなく、
10分くらい寝かせてあげる。

集中力がないんだったら、
「集中しなさい!」と言うのではなく、
5分くらい雑談を挟んで、
自然に集中できるようにする。

そのくらい、ノビノビとやらせた方が、
生徒も先生も楽だからね。笑



あれもこれも教えるのではなく、
ちょっと頑張ればできそうだぞ、くらいの
レベルの問題をやらせることの方が大切です。

そうすると、生徒さんも
「勉強すればできるようになる」って
思えるから、自発的に勉強してくれます。


実際、あれもこれも全部
無理やり叩き込んだときよりも、
「他の問題は捨てていいから、
これをできるように頑張ってね」って
言ったときの方が、テストの点って
高くなるんですよね。

やっぱり、あれもこれも教えちゃうと
「いっぱい勉強しなきゃいけないんだ」
という絶望感を感じちゃうので、
なかなか勉強してくれない。

でも、こっちが生徒さんに合ったレベルの
問題をピックアップしてあげれば、
「これならできるぞ!」と思うから
勉強してくれる。

この、勉強してくれるかどうかの差が、
結局テストの点数の差だったように
思います。


で、それでテストの点が上がれば、
「勉強頑張ったからテストの点が
上がったんだ!」と実感出来て、
次のテストはさらに頑張るようになる。

めちゃめちゃ良いサイクルが
できていたと思います。




…とか、偉そうなことを書きましたが。笑

ここに書いたことは全部、
俺が4年間で生徒さんから学ばせて
もらったことです。

本当に貴重な経験だったし、
絶対にこれから先に生かせると思います。

塾バイト、面倒くさいこともいっぱい
あったけど、すごく楽しかったし、
すごく人として成長させてもらえました!