山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

カープ佐々岡新監督について語りたい!

就任早々、悪いことを書いて
申し訳ないんですけど、、、

佐々岡さんの正直な印象は、
二軍コーチとして育てるのは上手かったけど
一軍コーチとして選手を「使う」っていうのは
下手だったと思うんですよね。



まず、去年と今年で投手の使い方が
全然違いました。

ということは、今年の投手運用に関しては
緒方監督より佐々岡コーチの方が権力を
握っていたと思うんですよ。

じゃあ今年の投手運用がどうだったかって
いうのを見たときに、
「遠藤今日ダメだったなぁ、よし、
明日は恭平使おう!」みたいな采配が
すごく目立ったんですよね。

つまり、「ダメならすぐ変える」っていう
采配です。

でもそれだと、選手は
「ダメだったら明日から立場がなくなる」と
いうビクビク感の中でプレーすることに
なっちゃって、力を発揮できないと思うんです。



ソフトバンクの工藤監督はルーキーの
甲斐野を打たれても我慢して、次の日も
同じ場面で使うんですよ。

それで、甲斐野は防御率こそ良くないですが、
1年間勝ちパターンを務めあげることが
できました。


DeNAのラミレス監督もそうですね。

パットンとか三嶋とか国吉とか、本当に
よく我慢して使い続けてて、防御率こそ
悪くても「中継ぎが豊富」っていう
見方になるじゃないですか。

やっぱり、その我慢強さが
監督には必要だと思うんです。



今年のカープの中継ぎ陣って、
ファンからしたら、誰が出てきても
「大丈夫?本当に抑えてくれるの?」という
状態でしたよね。

それが何故かというと、佐々岡さんが
「打たれたらすぐ配置転換」という方針を
とっていたからです。


要は、「打たれる→降格」ということを
していたら、打たれた時の印象が
そのまま残り続けるんですよ。

工藤監督とかラミレス監督みたいに
打たれても次の日また同じ場面で使って、
それで抑えてくれたら、打たれた時の
悪い印象が薄まるでしょ?笑

でも佐々岡さんは、その見切りのタイミングが
1テンポ早かったから、打たれた時の
悪い印象ばっかり残っちゃう。

それが、チーム防御率は良いのに
イマイチ投手陣を信用出来ないっていう
事態の原因だと思います。




街ゆく人の声として、佐々岡監督に
「チームを変えて欲しい」とか
「投手陣を強くして欲しい」という
意見がありましたが、、、

でも、ずっとコーチをやってた人の
内部昇格なので、そこまで大きく
チームが変わることはないはずです。

だから、佐々岡さんに期待するべきは
そこではない。



じゃあ何に期待するかというと、ただ1つ。

とにかく、我慢強い采配をしてくれ!と
いうことです。


やっぱり佐々岡さんは100勝100セーブと
いう実績もスゴいし、選手を見る目もあるし、
コーチとしてずっとチームを見てきたし、
人間性も良い。

だから、采配が上手いかどうかは別にして、
監督としてすごく適任だと思うんです。

だからこそ、やっぱり「コイツは必要だ」と
見込んだ選手のことは、少々不調でも
信じ抜いて欲しい。

その我慢強さっていうのが監督には必要です。


結果重視で競わせるべき選手なのか、
それとも不調でも使い続けないといけない
選手なのか。

そこの見極めを佐々岡さんに
求めたいな、と思います。




まぁいろいろ悪く書いてしまって申し訳
ないですが、俺はカープが大好きで、
その大好きなカープの監督を佐々岡さんが
やってくれるってことなんで。

これはもう、期待するしかないです。

勘違いして欲しくないのは、
「なんで佐々岡なんかが監督なんや!」とか
そういう気持ちでこの文章を書いている
わけではないってこと。

佐々岡さん自身、「今年の経験を反省し
V奪還へ」と抱負を述べているので、
我々ファンも今は期待しておきましょう!笑

緒方監督の初年度みたいに、熱くなりすぎて
変な采配するとかはないと思うのでね。笑

柔軟な監督になってもらえると思っています!

佐々岡監督、頼みまっせ!