誠也がいなくなった場合
やっぱり西川にはクリンナップとして
期待したいですよね。
去年も、調子が悪く打順が下がる時期も
ありながら、主に３番か４番を打つことが
多かったです。
西川を何番に置くか？とアンケートを
取ったとしたら、たぶん３番に置く人が
最も多いですよね。
ヒットを打つ技術が物凄く高いし
２桁ホームラン打てる長打力や
走力まで兼ね備えている。
そのスペックだけ見れば３番が最も
向いているのかな、と思います。
ただ、個人的に西川を３番に置くのが
好きではないんですよ。
というのも、西川って打撃センスが
圧倒的に高いんですけど、
だからこそ好きに打たせたいというのが
あるんですよね。
４番に信頼出来る打者を置くのであれば、
その前を打つ２番・３番の選手に
空気の読めない打撃をされては困ります。
例えばノーアウト一塁で３番・西川に
回ったときに、初球の難しい球を打って
併殺とかポップフライ、というのを
やりがちなので、そうなると４番に
流れを渡せないよな、と。
好きに打たせるという観点で見ると、
１番に置くのも１つの手。
2019年は後半戦から１番を任され、
結果を出してましたからね。
ヒットを打つ技術力を
生かせる打順だと思います。
ただやはり、１番に置いても
初球でポップフライとか打っちゃうと
「あぁー…」ってなっちゃうし、
だいぶ選球眼も良くなったとはいえ、
ボール球をヒットにする技術がある分、
ボール球に手を出しちゃう打者なので、
出塁率が高くないんですよね。
そういうのを考えると、自分は
西川龍馬５番打者論者です。
相手バッテリーからして
西川の何が嫌かって、
「この球を投げれば抑えられる」
「こういう配球をすればいい」って
いうのが無いことなんですよね。
同じ球を、簡単に凡打するときもあれば
簡単にヒットにすることもある。
よくわかんない打者なんですよ。
そういう打者が、４番打者の後ろに
いるっていうのは物凄く嫌ですよね。
打者を５番に置いてもいいんですけど、
そういう打者って、配球とコントロールさえ
間違えなければ抑えられるでしょ？
でも西川はそうじゃなく、
難しい球でもヒットにしちゃう。
４番打者と勝負を避けたときに、
次がエルドレッドなのか西川なのか。
１点を争う場面だとしたら
西川の方が嫌でしょう。
で、５番という打順であれば
初球ポップフライとか併殺ってなっても
打順は下がっていくだけだから
そこまでダメージもないし。
当然、チーム事情とか他の打者との
兼ね合いはあるんですよ？
例えば西川以上に良い打者がなかなか
居ないとなると、西川に３番や４番を
打ってもらわなきゃいけないし、
スタメンに足の速い選手が居ないとなると
１番を打ってもらわなきゃいけない。
だけど、個人的に西川が最も
輝く打順は５番だと思っています。
