山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

清原和博について語ろう。

 

清原が実際どのくらい凄い選手か。

 

それは、わかりやすい話、

高卒1年目の成績を見ればわかります。

 

打率.304、ホームラン31本。

 

これ、高卒ルーキーの成績ですからね。笑

 

信じられないですよね。笑

 

 

 

そこから積み上げた本塁打数は525本。

 

これは王貞治野村克也門田博光

山本浩二に次ぐ、歴代5位の数字です。

 

長嶋より、金本より、落合よりも多い。

 

日本で5番目にホームランをたくさん

打った男、それが清原なんです。

 

 

で、清原といえば内角の球や死球に対して

ブチギレるというシーンがよく、

珍プレー好プレー」なんかでも

流れますよね。

 

あれは、清原の打者としてのタイプに

起因します。

 

というのが、清原って右打者なんですが、

右方向に伸びる打球を打てるんですよね。

 

右の長距離打者というと、

通常は左方向の打球が多いのですが、

清原は広角に長打を打つことができて、

特に真ん中から外の球を右に打つのが得意。

 

なので、投手としては、

インコースを責めることで

腰を引かせて、右方向に長打を

打たれるのを防ごうとする、と。

 

となると、必然的に死球も増えて

くるわけです。

 

で、清原からしたら逆に、

投手をビビらせてインコース

投げにくくさせることで、

自分に有利になる。

 

だから、ああいう「死球にキレる」という

シーンが多かったんですね。

 

 

打撃に目が行きがちですが、

足も速く、ファーストの守備も上手いんです。

 

なんか、助っ人外国人みたいな、

打撃だとホームランか三振、

守備はダメで足も遅い、みたいな

選手なのかなぁと思いがちですが、

実際は足も守備も平均より上の選手です。

 

打撃も、チーム打撃に徹する傾向があり、

犠牲フライが欲しい場面では大振りせずに

確実に外野フライを打つなど、

4番として求められる打撃に

徹した選手だったようですね。

 

なので、世間のイメージとは大分違う

選手だったと言えると思います。