「わかっていても出来ない」という
状況は、本当に辛いものです。
頑張らないといけないのは
わかっているんだけど、
実際には頑張れない。
だから、気持ちが辛くなる。
ただ、結局、それでも頑張るしか
ないのです。
できないのならば、できるようになるまで
やるしかない。
できるようになることで
初めて、自信を持つことができる。
知識や理解力があれば
「頭の良い人」にはなれるのですが、
それを実践する技量だったり体力、
失敗を乗り越えるメンタルがなければ
「デキる人」にはなれない。
鬼滅の刃で、炭治郎が
鬼殺隊に入ろうと訓練している際に、
「錆兎(さびと)」という兄弟子に
こんなことを言われています。
_お前は何も身につけてない。
お前は鱗滝さん(師匠)に習った
呼吸法を、知識として覚えただけだ。
お前の体は何もわかっていない_
この「お前は知識として覚えただけだ。
体は何もわかっていない」というセリフには
ハッとさせられます。
知識だけ身につけて頭でっかちに
なっちゃう人っていっぱいいると
思うのですが、知識だけ身につけても
結局、自己満足でしかない。
知識だけでなく、それを実践できてこそ
役に立つわけなので、
頭で理解するだけでなく、
実際にやってみることです。
やってみれば、実践がいかに難しいかと
いうことがよくわかる。
そうやって人の苦労がわかるように
なってくれば、頭でっかちで偉そうに
しているのがいかに幼稚なことか、が
理解できると思います。