センター試験って、
ちゃんと勉強さえしてればそれなりに
点数取れるんですよね。笑
センター試験対策の問題を
ひたすら解いたら、必然的に
攻略できるようになってくる。
でも、やっぱり教育のお偉いさんの間でも、
「学校の勉強が社会に出て役に立って
いないんじゃないか?」という話に
なってるわけです。
その中で、今の時代、知識量は
そんなに大切じゃないよねっていう
風潮になってます。
例えば数学の公式とか、
スマホで調べればすぐわかるので、
別に覚えなくていい。
それよりも、その公式をどうやって
使って解いていくか?の方が大切。
それをやることで、数学的な
ものの考え方が身について、
社会に出ても数学が役に立つわけです。
センター試験の択問題だと、
どうしても知識量だけで
点数が取れちゃうんですよね。
「いかに考えるか」ではなく
「いかに覚えるか」とか
「いかに慣れているか」が
センター試験のポイントなんです。
そうじゃなくて、ちゃんと
考えて解かせるようなテストを
やった方がいい。
そっちの方が、より社会で役に立つ
人材を育てれるのでね。
…というのが、センター試験から
大学入学共通テストに変わった
理由だと思います。
でも、それに伴って学校の授業が
変わったのか?というと、
まだ変わってないと思います。
学校ではまだ、生徒に「考えさせる」より
「覚えさせる」という授業を
していますよね。
だから、今の高校生はすごく大変です。
学校では「考える」という授業を
やっていないのに、大学のテストでは
「考える」を求められるわけなので。
これから少しでも早く、
生徒に考えさせるような授業づくりが
浸透していけばいいですよね。